 第4回 4月11日 ・女性の「話があるの…」は、男性は苦手 |
今つきあっている女性、あるいは、妻からの「話があるの…」と
言われたときの多くの男性の反応は、以下のようであるようです。
♀「話があるの…」
♂「……」()内は男性の心理状態予測
(もしかしてあのこと、バレたのか…やばい)
(またあの問題をぶり返すつもりだな…聞きたくないな)
(やっかいな話をするつもりだな、勘弁してくれよ)
(また、オレの気持ちを聞かせろというんだな、うんざり)
男性は、女性に「話があるの…」と言われると、かなり
「ドキン!」とし、動揺し、瞬間的に恐怖感を感じ
防御姿勢をとり、引いてしまいがちです。
男性は突然のことになかなか対応できないのです。
そして頭がパニックになり、真剣に聞くことをさけたり、
話し合いそのものを逃げたり、先のばしにしたりします。
つまり、女性は話を聞いてほしくて、いつもより真剣に、
「話があるの…」と言っているのに、逆に、男性には聞いてもらえない、
ということになってしまうことが多いのです。
なぜでしょう?
男性の「話がある」と、女性の「話がある」という
ことばの持つ重さや、意味が違うからです。
■男性の場合
男性同士の間で「話がある」と言うときには、
相当、こみ入ったこと、まずいこと、やっかいなことで、
覚悟して、聞かなければならないことが多い。
■女性の場合
ところが女性同士での、「話があるの…」は、
「うん、いいよ、なになに?」(興味を持つ)
「食事でもしながら話そうか」(楽しみながら話す)
「なんかあったの?いいよ」(相談にのる)
という具合に、ゆっくり、話を聞いてほしいの、
もっと、仲良くしよう、ちょっと相談にのって…
くらいの意味あいなのです。
決して相手を追いつめるものでも、今すぐ結論をだせと迫るものでも、
恐怖感の持たせるようなものではなく
「あなたの意見を聞かせて、聞きたいの」くらいの意味なのです。
少なくても、決死の覚悟などはいらないのです。
男性同士のそれより、軽い意味合いなのです。
もちろん、男性に向かって「話があるの…」と言うときには、
本当に深刻な場合、やっかいな場合もあるでしょうが、
その場合でも
「冷静に話し合って、解決策を見つけましょうよ」
「一度、ちゃんと話を聞いて」
というくらいの意味なのです。
しかし、男性には恐ろしいことばに聞こえてしまいます。
恐ろしいことからは、無意識的に避けようとしますから、
仮に話し合いをしても、男性は防御姿勢をとります。
これでは、女性の本当の意味での目的を果たすことは困難です。
■どうすればいいの?
○女性の場合…
「話があるの…」よりは
「○○のことについて話があるの」
「○○について、あなたの意見はどう?」
と、最初にどんな話なのかを言って、男性に安心させるか、
「少し、話をきいてほしいの」
「ちょっと、話を聞きたいな」
と、素直に、さりげなく話しかけた方が抵抗がないでしょう。
○男性の場合…
女性の「話があるの」は、
「話を聞いてほしい」「私の気持ちを聞いてほしい、わかってほしい
「あなたのことを理解したいの」ということで、
決断を迫るものや、すべてがよくないことではないと、理解して、
防御姿勢をゆるめて、女性の話をひとまずちゃんと
ゆっくり聞いてあげてください。
女性は話を聞いてもらえるだけで、満足する場合が多いのです。
いや違う、オレはこう思う、わたしはこう思う…などなど、
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