 第7回 5月9日 ・問いつめれば本当のことを話すかもしれない【女性編】 |
今回は「問いつめた場合」の男女の反応や行動の【女性編】です。
■あやしいメールを読まれて
♂「なんだよ、このメール」
♀「ああ、○○さんだよ、今度食事しようって」
♂「何でおまえが誘われるんだよ」
♀「○○さん、今奥さんとうまくいってなくて、
ちょっと相談にのってくれって頼まれて行くだけだよ」
♂「何でおまえに相談すんだよ、なんかあるんじゃないの」
♀「結婚してるから、わかるし話しやすいだけだよ」
♂「そいつ、なんか下心があるね…」
♀「あるわけないよ」
♂「いいや、おかしいよ、何かあったろう…言ってみろよ」
♀「……」
♂「ほらな、何かあるんだな…」
♀「実はね…前に一回食事に行ったの。あっ、◇◇ちゃんも
一緒だよ。そのときに、奥さんの話になってね…、
◇◇ちゃんがいると話しづらいってことで今度食事しようって
ことになったんだよ。それだけだよ」
女性の場合は、
「問いつめられる」と、男性よりは
「本当のこと、あるいは、本当らしいことを言う」
確率は、高くなります。
話せば「何とか、その場を逃れられる」と思うからです。
男性の場合は、その場を逃れるために「知らぬ存ぜぬ」を
貫き通しますが、
女性の場合は「その場を逃れるために、話すことが多い」のです。
話せば何とかなると思っているのです。
男性の場合のように、
「話してもどうせわかってもらえないから話さない」とは
全く逆で
「話せば許してもらえる、話せばわかってもらえる」と
思っているのです。
女性にとって
「(正直に)話すこと」=「相手に対する誠意」
だと思っているのです。
あるいは、そう思いこんでいます。
なので、男性にとっては聞きたくない事実や、
聞きたくない過去の経験のことも話してしまうのです。
■その裏にある女性心理
女性の場合には、隠し事や、自分のウソに耐えきれない弱さが
あるので、その苦しさから逃れるために話すのです。
女性は、内部に辛いものを、持ち続けるのが苦手なのです。
(悩みや、ストレスがあると話したくなるのもそのためです)
また、幼い頃からの習慣として、女性同士の間では、
何でも話すことが、親密さをはかる尺度でもあるので、
話すこと、話し合うことは、わかりあうためなのです。
その上、ウソをつかれてイヤな体験をしていれば、
自分はウソをつきたくないと思っています。
しかしながら、全くシラをつき通す場合もあります。
■女性が「問いつめられてとる態度」はだいたい以下の3つです。
□シラを完全に貫き通す
「本当にバレたらまずい!とき」
□話すが、上手にウソを入れ込む
「変に勘ぐられるのがいやなとき」
「少しやましい気持ちがあるとき」
「パートナーに嫉妬させたいとき」
□本当のことを正直に話す
「パートナーのことを心から愛しているので、
誤解されたくないし、正直に話すことが愛だと
思っているとき」
「パートナーとはどうなってもいい、と開き直っているとき」
■本当(事実)のことを知りたいときはどうするか。
男性の場合は、自分が「問いつめられる」と何も言わないので、
女性も「何も話さないだろうと、本当のことを話さないだろう」と
考えがちですが、女性の方が話す確率は、高いといえます。
女性の場合は、
しっぽをつかむ、しつこく何度も「問いつめる」と
話す確率が高くなります。
隠せない、逃げられないと思ってしまうからです。
また、両者が落ち着いているときに、
「ちゃんと事実を話してほしい」と、真正面から切り込むと、
本当のことを話す確率が高くなります。
相手にちゃんと応えたいと思うからです。
応えることが、誠意だと思っているからです。
話して、辛さから解放されたいと思ってしまうからです。
(話すことによって、また新たな辛さや、苦しみを
持ったリするのですが…)
一番最悪なのは、腕力にものを言わせて「言わせよう」と
することです。そんなことをしても、本当のことは言いません。
■二人にとって何か大切か?
男女とも「問いつめる」ことがいいことなのか、
真実を知ることがいいことなのか…むずかしいところです。
知らない方がいいこと、
知らないふりをしていた方がいいことも
たくさんあるように思います。
少し「大目」にみる、少し目をつぶることも
大切なのではないでしょうか。
大切なことは、二人の愛です。
二人の関係です。
よくよく考えて、行動したいものです。
お願い
「男女の違いについて」何か感じることがありましたら、 ぜひ、メールをください。 メールはコチラへ。
|