 第2回 3月28日 ・女は男が変わってくれることを望み、男は女がそのままでいること望む |
■男性の不満
男性の多くが心の中で不愉快で、不満に思っていること、それは、
「女性がつねに自分を変えていこうとしている」というもの。男性にしてみたら、よけいなお節介に思えるし、
自分をコントロールされているようで、不快感を感じます。
また、不信感を持ちます。
そして、こう思うのです。
「コイツは今のオレで、満足していない、今の自分は受け入れては
もらえない。今の自分では駄目らしい」
「なぜ、オレが、変わらなくていけないんだろう、何のために?」
そして、どんどん
「それなら、それでもいいや。でもオレは、意地でも変えないよ」
と思うようになり、心の距離をおくようになるのです。
■女性は望む
女性は、つき合いが深くなったり、結婚してしまうと、
「人間的に成長させて、仕事や出世の手助けをしなければならない」
「彼(夫)が今よりもっとよくなって欲しい」と思ってしまうのです。
それが「自分の愛だ」と思ってしまうのです。
あるいは、そういう義務感を持つようになります。
彼や夫をもっとよくするのが、自分の役目(愛)だと考え、
頼まれてもいないし、今何も問題もないのに、これから先々のことを
考えて、「悪いところは今のうちに直しておいた方がいい」と
思ってしまうのです。それを指摘できるのは自分だけだと。
アドバイスをすることが愛だと、思いやりだと思い込んで
しまうのです。
■その心理
女性の、その心の奥底には「自分好みに変えたい」という欲求が
あるのです。その方が、女性にとっては居心地がいいからです。
また、女性は、自分の愛を何かで示したいのです。だいたいこれが余計なことなのですが…(泣)
しかし、男性の心地よさは「今の自分を受け入れてもらうこと」です。
「今の自分を認めてもらうこと」です。
未来の自分を評価してもらいたいわけでも、
受け入れてもらいたいわけでもないのです。
また、女性の好みに変わることが、決して居心地がいいわけではないのです。女性のその愛情や、思いやりがありがたくはないのです。
■うまくやっていくために…
人間は、今まで支障なくやってきたことや、今、支障ないこと、
うまくいってることや、これでいいと思っていることを
先々のことを見越して、今のうちから、もっとよくしていこうとは、
なかなか思わないものです。
ましてや、他人から指摘されて、素直に直せないものです。
(これは男女差がないと思いますが)
女性は、愛するあまり、あるいは、義務感にかられて、彼(夫)を
よくしよう、直そうをせず、今の彼(夫)を受け入れてあげましょう。
あまり「好みの男性に育てること」を急がないように。
男性は、女性が自分を直そうとしていることは、
「受け入れてもらってないからだ」と思わず、
自分を愛しているからと、大きな気持ちで思うようにしてください。
お願い
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