ことば探し
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■「今日のことば」カレンダー 2025年9月■

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2025-09-30
私のセラピーでも、私が解決方法を提示した途端に
尻込みする人が後を絶ちません。
「いや、ちょっとそれは無理ですね、だって
 相手から嫌われてしまうじゃないですか」
「それはできません。そんなことをしたら、
 職場に居場所がなくなってしまいます」
こういった具合に、
あれこれ言い訳をしては逃げて回ります。

「では、あなたはこの問題を
 本当はどうしたいと思っていますか?」

私がそう尋ねると、みんな答えに詰まってしまいます。
本当は問題を解決したいというよりも、
嫌な感覚や感情だけを排除して、本当に向き合うべき
問題からは目を逸らしたいのです。

結局のところ、問題を抱えている人の多くは、
誰かにこの苦しみをわかってもらいたいという
気持ちのほうが強く、本当の問題に向き合うことは
避けようとします。

あるいは、
「あなたがつらい思いをしているのは、親が
 悪かったからですね。あなたは悪くないですよ」
と慰めてもらいたいだけだったりもします。
自分の問題に正面から向き合って解決するのではなく、
他人や環境のせいにして
鬱憤を晴らしたいだけという人もいます(略)

「問題解決のためにあなたはどうしたいですか?」

このように私が再び問題の解決を尋ねると、
そこで再び逃げ出す人と、
「その通りですね。このままでは
 私の未来は、  大変なことになりますね」
と問題に向き合おうとする人とに二分されます。

問題から逃げ続けるか、
問題と向き合って解決するか。
それを決定的に分けるのが、その問題の持つ
「メリット(心理的利得)に気づくことが
 できるかどうか」です。
2025-09-26
音声入力機能を使ってメモを残したところで、
特別なコストが発生するわけではありません。
動画を保存するのとは違って、
テキストファイルのメモをいくら保存しても、
メモリの容量のごく一部を使うだけです。

したがって
「メモすべきかどうか」などと思い悩まず、
なんでもメモした方がよいのです。
「考えがまとまってから入力しよう」
などと考える必要はありません。
後から編集はいくらでもできるので、
どんどん入力していくべきです。

思いついたこと、アイディア、
新聞や書籍に書いてあったこと、
買いたい書籍、買いたいものなどなど。
どんなことでもメモできるし、
したほうがよいでしょう。

そのうちに使い方がわかってきますし、
メモしたことの中に、思いがけない
宝物が見つかるかもしれません。
2025-09-23
大谷翔平選手も「メモ魔」です。
その発端は、8歳のころからの
父親・徹さんとの交換日記でした。
「野球ノート」と表紙に書かれたノートに、
徹さんはアドバイスや試合の評価、大谷選手の試合の反省や
今度の課題などを書き記したといいます。
交換日記のやりとりは小学5年までつづきました。
このことを振り返って、徹さんはこう語っています。

「試合から帰ったら、今日はこういうプレーができた、
 3回まではいいピッチングができた。あるいは、
 高めのボールに手を出したとか、ボール球を打って
 フライを上げたとか。

 そういった試合での良かったことや悪かったことなどを
 ノートに書かせていました。(中略)
 それらを字で書き残すことによって、
 しっかりとやるべきことを頭に入れてほしかった。
 つまりは、練習における意味づけですね。
 野球ノートを始めた一番のきっかけはそこにあります」
 (「道ひらく、海わたる」大谷翔平の素顔/扶桑社)
2025-09-20
同じ種を蒔いても、
ポジティブな思考をすることにより実った果実が得られ、
ネガティブな思考からは小さな果実しか生まれないのです。
このことに関連して、大谷選手はあるとき
こう語っています。

「日頃、自分で左右できないことは考えないタイプなので、
 何ごとも自分の行動一つで変わっていくということを
 意識しています。

 相手の気持ちは変えられないけれど、
 印象を変えるために自分でできることはある。
 行い一つ、言葉一つ、身なり一つで
 ちょっとずつ相手の印象が変わるかもしれない。

 相手の気持ちを変えようとするのではなく、
 相手の気持ちが変わるように自分でできることをしよう、
 ということです」
2025-09-13
ジェンダー依存から回復するためには、まず
「被害者」をやめること=被害者意識を捨て去ること
が必要になる。
過剰な被害者意識に囚われている限り、
いつまでたっても他責の思考から抜け出せない。
自らの言動の矛盾やダブルスタンダードを
自覚することもできない。

しかし「被害者であること」を自らのアイデンティティの
支えにしてきた人にとって、被害者意識を捨て去ることは
言うなれば自殺行為に等しい。(略)

「被害者」をやめる過程では、どうしても
自分の持っている加害性に向き合わざるを得なくなる。
ジェンダー依存の人は、多かれ少なかれ、
オンライン、オフラインを問わず、周囲の人を
傷つけるような言動を繰り返しているが、その事実に
向き合えない限り、「被害者」であり続けるしかない。

自らの加害性に向き合うことは、
大きな精神的苦痛と罪悪感を伴う。
その罪悪感を消すためには、自らの過ちを認め、
被害者に対して真摯に謝るしかない。

しかし、「否認の病」である
ジェンダー依存の人は、決して謝罪しない。
謝った瞬間に、これまら自分を支えてきた世界観や
アイデンティティの全てが崩壊してしまうからだ。
2025-09-12
「許せない」がやめたくてもやめられない理由。

「許せない」がやめられない人たち、そして
複合化した「許せない」に囚われて、似た者同士で
叩き合うことをやめられなくなった人たちの言動は、
ある一つの「病」という視点から捉え直すと、
その多くを明快に説明することができる。

その病とは、依存症だ。
依存症とは、特定の何かに心を奪われ、
「やめたくてもやめられない」
状態になることを指す。

似た者同士で叩き合うことがやめられない状態=
特定の相手との関係に依存してしまう状態は、
「共依存」と呼ばれている。

依存症は、
「物質への依存」と「プロセスへの依存」
の2種類に大きく分けられる。(略)

いずれの依存にも共通していることは、
「繰り返す」「より強い刺激を求めるようになる」
「やめようとしてもやめられない」「いつも頭から離れない」
などの特徴が次第に現れてくることだ。
いわゆる「認知の歪み」=依存的な振る舞いを継続するための
本人にとって都合のいい認知の枠組みに囚われていることも
特徴である。
2025-09-10
「許せない」と叫ぶ人たちは、
論破しても意味がない。

SNSで論破したところで、
彼らは自らの考えを決して変えない。
むしろ批判されればされるほど、彼らは
「ほら見ろ、やっぱり女性を公の場で批判すると、
 こうやって四方八方から攻撃を受ける羽目になるんだ」
「やはり自分たち男性は差別されている」
とさらに被害者意識を強めていき、女性に対する怒りを
より激しく燃やし続けるようになるだけだ。

男性の中に巣食うミソジニーは、
女性に批判されればされるほど、強化される。
ミソジニストが固く信じている
「全てはフェミニストによる陰謀である」
という世界観は、否定することが意外と難しい。

陰謀論は複雑な現象を明快な論理や物語で説明できるため、
納得感や高揚感を得やすい。
統計的事実よりも、人の感情を動かす物語の方が、
説明力や共感力、伝播力が圧倒的に高いからだ。

結果としてミソジニストたちは、
「自分たちだけが、見えない真実を見ることができる」
「だからこそ、この真実をもっと広く知らしめなくてはならない」
「そのためには、どんな手段をとっても許されるはずだ」
という歪んだ正義感を抱くことになる。
2025-09-07
仕事のレベルが低い人は2種類に分かれます。
「サボる人」と「気づけない人」です。

とくに、若い世代には、
「明確な指示を出してくれればできるんだけど…」
というタイプの人が多くいます。
ですから、
「ここからここまでやってほしい」
と伝えることは、必須だと思っておきましょう。
具体的には、
「ここまでの範囲を、この期間で仕上げてほしい」
というくらい、わかりやすく伝えることがポイントです。

自分のペースと違うとつい手を出してしまいたくなりますが、
そこはグッとこらえましょう。
「期限を明示する」「進捗を報告してもらう」
といった取り決めをして、事前対策をしましょう。

また、できる人や完璧主義な人ほど、
「この前も言ったよね」「私が新入社員のときは…」
などと言った言い方でつい相手を責めてしまいがちです。

その人の思考や行動のクセは、一度では直りませんし、
自分の過去を引き合いに出しても意味はありません。
何度でも伝えて理解してもらう必要がある
ことを覚えておきましょう。
2025-09-03
謝らない人には、どこかで必ず
失礼な振る舞いのツケがまわってくるものです。
せっかくいい才能を持っていても、
謝らないことで大きなデメリットを生むことに
気づけないのは、とてももったいないことですね。

謝らない人に対して、許せない気持ちも
わくかもしれませんが、
「世の中にはこういう人もいる」
「言っても変わらない人に、これ以上伝えても無駄かな」
「この関係は長く続かない」
というように割り切って、
受け流すようにしましょう。

イライラすることにあまり時間を使わないようにできると、
自然とラクになっていきますよ。
2025-09-01
愛の関係を築くことには、
喜びと生活の質の向上のほかに、
悲しみを伴う可能性があります。
その悲しみは2種類に分けられます。

1つ目は、選ばなかったものへの悲しみです。
特定のパートナーと関係を結ぶ選択をする場合、
ほかの多くの可能性を排除することになります。
100%理想通りの相手などいないので、
私たちが特定の人を選ぶとき、その人が持っていないものを
得ようとすることをあきらめなくてはなりません。
それが1つ目の悲しみです。

2つ目は、将来訪れるであろう悲しみです。
私たちは愛する人をいつか失います…
相手より自分が先に死なない限りは、
喪失と悲しみを恐れるあまり、誰かが自分にとって
重要な存在になることを無意識で拒むのです。

悲しみと向き合うのがうまい人は、
愛する人をいつか失うと考えてもそれほど
恐ろしく思いません。
悲しみを味わうことで、新たな生きる勇気と
洞察力を身につけ、物事の別の側面を見出すことが
できるとわかっていれば、そう怖くはないはずです。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!


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