■2025年07月06日■
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さらにこの実験では、実験者が部屋に戻ってくるまで、
マシュマロを食べずに我慢した子と、 我慢出来なかった子の違いを隠しカメラで記憶していて、 その結果、こんな違いがわかったそうです。 マシュマロを食べてしまった子は、 マシュマロをじっと眺めていたり、触ったりしていて、 目の前の食べたいという誘惑をさらに強めていたそうです。 逆にマシュマロを食べなかった子は、 マシュマロを見ないように目をつぶったり、 後ろを向いたりして、マシュマロからの注意を そらそうとし、誘惑が目に入らないように していたというのです。 つまり、誘惑への対処の仕方が 違っていたということでした。 そして、誘惑を目の前にしては、 人は意思の力をうんと使ってしまい、 意思の力が枯渇してしまいがちですが、 誘惑をそらすようにすると、 意思の力をそれほど使わずにすみ、 その意思の力を違うところで 発揮できるということです。 面白い研究をしたものですね~ 意思の力を無駄に使わないようにして、 目標のものに、意思の力を使うことが 大事なのだと思いました。 |
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