ことば探し
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■2025年11月01日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

サトルさんは、コツコツ勉強するのは好きで得意でしたが、
教室に入って友だちや先生と接するのは
恐ろしくてたまりませんでした。
就職してからもそうです。

サトルさんは、教室や職場の人間関係、
つまりずっと社会を恐れてきました。

もっというと、人間関係が円滑に保てない自分の
社会性の低さから目を逸らしたくて、
みじめで愛されない自分を認めたくなくて、
「うまくいかせないのは、すべて中学の担任のせいだ」
と担任を責めることで問題を外在化して
否認してきたのです。(略)

つまり、現実でうまくいかない理由を考える代わりに、
すべてを担任への恨みに変換してきたというわけです。
その結果、本人でも驚くほどに恨みが巨大化し、
コントロールを失い、たびたびサトルさんの
日常を阻害していたのです。

さて、サトルさんはどうすればいいでしょう?



出典元 脱イライラ習慣! あなたの怒り取扱説明書
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 中島 美鈴

まゆの感想
サトルさんのように、特定の人への恨みを
ずっと持ち続けやすいタイプは、

「まじめにがんばっていれば人生はうまくいく」
「人を傷つけるような人は罰せられるべきだ」
「努力は正当に評価されるべきだ」
「みんな平等であるべきだ」
「普通の感覚なら、誰だって人に優しくしたいものだ」

など、一般的な正しい信念を持ち続けている人が多く、
この信念をある特定の人に覆され、ひどい目にあい、
自分が大切にしている信念を土足で踏みにじられて傷つき、
過去の固執をどうしても手放せずに持ち続けているとか。

普通なら、そんな嫌な思いなら、思い出さないように
すればいいと思うのですが、それが出来ず、
何かの折に、その過去が思いだされ、○○のせいで、
こうなっているんだ、といつまでも過去に固執し、
現在を警戒して生きていることが多いそうです。

そのために、今の楽しみやこれからの人生のやりたいことに
目をむけることができなにくくなっているとか。
もったいないですよね…
では、このような人はどうしたらいいか。

まず、その固執しがちな「感情の成仏」をすること。
例えば、誰かに自分の気持ちを素直に正直に話し、
手放していくようにするとよいそうです。

「感情の成仏」はむずかしそうですが、
いつまでも持ち続けていても、いいことはないので、
嫌な感情は、成仏していった方がいいですよね。

次に、
「もしその恨みを持たずにすんでいたら、
 本当は人生で何をしたかったか」
を明らかにし、今や未来に目を向けてそれに向かって
エネルギーを注いでいくことだそうです。
そうそう、そのほうがいいと思うなあ。

この話に出てきたサトルさんは、これらを実践して、
今は、自分のしたい仕事についてがんばっているそうですよ。
よかったですね~

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