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出典名: | わかりあえない理由 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 男女・恋愛 | ||
副題: | 男と女が傷つけあわないための口のきき方10章 | ||
著者: | デボラ・タネン | ||
訳者: | 田丸 美寿々 | ||
出版社: | 講談社 | ||
本の内容: | ■男女の違いについて知りたい方におすすめ■ 例えばこんなシーンの話が出てきます。 以下本からの抜粋。 真夜中に妻から起こされて 夫:なんだ、どうした? 妻:ベットを独り占めしないでくださいな。 夫:そりゃすまん。 妻:あなたときたら、いつだってそうなんですから。 夫:なんだって? 妻:いつだって割を食らうのは私のほうだって言ってるんですよ。 夫:ちょっと待った。わしは眠っていたんだよ。 お前はわしが眠っているとき の行動にまで責任をもてというのか。 妻:それじゃ言わせていただいきますと、この前だって…… とこのあと、妻は過去のことをあれこれほじくり出して 責めたてた。 この会話には、 「男女の会話のレベルが違っていることが顕著に出ている」 と著者は言っています。 どういう違いか? 夫は単にメッセージレベル (ベットにおける自分の寝方)で受け取っていたが、 妻はそれをメタメッセージ (ふたりの関係における夫のふるまい方)から見ているそうです。 つまり、妻の方は、この寝方に象徴された自分たちの「関係」を とりあげていて、夫からみると、人の寝相をきっかけに、 過去まだほじくり出すのは理解できない こと、らしいのです。 あまりの違いに苦笑したり、ときに考えたりしてしまいますが、 読んでいてとても興味深く面白いです。おすすめです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
思い通りの結果が得られなかったときに、自分のやり方やスタイルそのものを反省してみる人は、意外に少ない | 自分のスタイルに固執していると、結果がいつも同じパターンに陥りやす | 2004-09-11 |
女はプライベートスピーキング男はパブリックスピーキング会話は男にとっては情報のやりとり、女にとっては | ふぅ…なるほど。話しが食い違う訳だ…今読み返している本の中からの抜 | 2004-05-06 |
言葉は、それを語る人の本来の意図よりも、それを聞く人の先入観や関心や習慣などにもとづいて解釈されがち | ことばは、誤解されることを念頭において話すこと、自分の意図したこと | 2004-04-12 |