■2025年06月04日の「今日のことば」■
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多くの人は意識的にも無意識的にも 「お互いに認め合うと生きやすくなる」 ということを知っています。 だから相手に気遣ったり、相手を尊重すると いう意味でゆずったりします。 しかし結果的に 「なぜ相手は私の気遣いに気づかないのか」 「どうして相手は私の気持ちを察しないのか」 という気持ちになった場合は、そもそもその相手は、 「認める力がない」のかもしれません。 人には相手に認めてほしい心理があります。 しかし「人を認める」ということはスキルです。 人を認める力は人それぞれで、 人を認める力がたくさんある人と、 人を認める力が少ない人がいます。 あなたが相手に認めてほしくて いくらがんばったところで、 相手に人を認める力がなければ、 あなたのがんばりは永遠に認められません。 あなたがそれに気づかなければ 認める力のない相手に、 永遠に努力をし続けることになります。 認めるくれる人にエネルギーを使う、 認める力がない人に、認めてもらおうとしない。
自分のことを決して認めようとしない相手に
なんとか認めてもらおうと、 必死になってがんばり続ける人がいます。 認めようとしない相手は、おそらく 何をやっても認めてくれない可能性が高いのに、 その相手に認められることこそが、 自分のたったひとつの存在価値であるかのように、 そうでなければ、自分はまるでダメなままである、 かのように思い込んで。 そういう人は、不思議になぜか 自分をちゃんと認めてくれる人を 認めようとしない傾向があります。 「あの相手に認めてもらわなければ意味がない」 とばかりに、かえって拒否してみたり… もったいないことですよね。 せっかく認めてくれる人がいるのに、ね。 残念ながら、 どんなに、こちらががんばったところで、 「認める力がない」相手や 「誰か(何か)を認めることが絶対にイヤ!」 な相手は、どこにでもいます。 そんな人に基準をおいてがんがってみても、 自分をすり減らすだけですよね。 せっかくなら、 認めてくれる人に感謝し、エネルギーを使い、 認める力がない人や認めることがイヤな人に、 無駄にエネルギーを使わない、気を使わない、 それがいいのじゃないかな、と私も思います。 |
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