■2016年04月28日の「今日のことば」■
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![]() 友だちは「つかれ離れず」でつきあいたい。 基本的に「友だちは去っていくもの」ですが、 死なないための人間関係は、できればずっとキープしていたい。 生きていくために 「しがらみ」はいらないけれど、 「つながり」は切らずにいたい。 それには2つのコツがあります。 まずは「縛りあわない」 日本人はとくに他人とのつきあい方がベタッとしがちで、 ちょっと仲よくなるとお互いに縛りあう傾向があります。 たまたま集まりに行かないと 「なぜ来なかったの?」「私のこと嫌いになったの?」 という具合に縛りあげられ、ひさしぶりに行くと無視される… そんな経験ありませんか?思春期の精神的に 不安定な中学、高校生ならそれも仕方ないでしょう。 けれど、30、40代の友人同士が縛りあうのは、 人間として未熟すぎます。 つかれ離れず、でいることがコツです。
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もう1つのコツは、以下だそうです。(「」内)
「「どんな話になっても相手を批判しない」というのも、 大切なポイントです。 とくに大人になると、誰かの愚痴や悩みに対して、 「それは違う」「俺ならこうする」と言ってしまいがちです。 それは相手のことを思ってのことかもしれませんが、 人間30年、40年と生きてくれば、 問題が起きたときに何をどうすればいいか、 だいたいわかっている。 わかっちゃいるけど、どうにもならない。 どうにもできないから悩むわけです。 そこを厳しく突かれたら、たまったもんじゃありません。 生き延びるために必要なのは、 お互いに肩の荷を下ろしてちょっと休めるような場。 友だちの愚痴は、必ずしも賛同できなくても、 「そうだな、つらいよな」と 受け止めるだけの包容力を持つことが大事なのです」 なんでもいっしょ、いつでもいっしょ、何でも話す、教えあうと いうようなベタッとした人間関係は、楽しい、ラクというより、 面倒、息苦しい、不自由、辛いということにもなりがちです。 仕事や家庭では、どうしてもそういう関係が必要なときも あるかもしれませんが、友だちは、 「つかれ離れず」がいいなあと思います。 必要なときに、お互いに助け合ったり支え合ったり、話を聞いたり、 そうできる関係をキープしていきたいなぁと思っています。 友だちと話をするのは好きだけど、ベタッとするのは苦手だし、 1人も大好きだから、1人で行動もしたいですしね(笑) みなさまは、どうでしょうか。 |
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