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出典名: | 千夜一夜物語(バートン版) |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 小説・ファンタジー | ||
副題: | |||
著者: | リチャード・F. バートン | ||
訳者: | 大場 正史 | ||
出版社: | ちくま文庫 | ||
本の内容: | かなり官能的です!それはそれは、色っぽいです。 大臣の娘シャーラザットが、王妃の不倫に怒り苦しむシャーリヤル王に、 千と一夜、話して聞かせた物語をつづった官能的で、 冒険に満ちあふれた、まか不思議な世界のお話。 はっきりいってはまります。 物語はこんな風にはじまります。 「おお、恵み深い王さま、とシャーラザットは語った。 むかしカイロにの町に、その名を宝石商ハサンといい、 バグダットの男で、莫大な金子に金銀、宝石類、 さては数かぎりない土地家などをもった豪商が 住んでおりました。 おまけにアラーのおぼしめしで、この上もなく容色の すぐれた息子をひとり恵まれていました。 ほおはバラ色で、眉目は秀麗、 容姿もすんなりとしていました。」 登場人物が、とても色っぽくて魅力的なんです。 「シンドバッドの冒険」「アラジンと魔法のランプ」 「アリババと40人の盗賊」で有名なお話ですが、 この有名な話より、他のお話がめちゃくちゃ面白い! とても色っぽくて、妖しくて、まか不思議で… ぐいぐい引き込まれて、夜も忘れて読んでしまうほどの面白さなのです。 騙されたと思って、ぜひ一読を。はまること間違いなし!です。 |