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出典名: | 一冊で哲学の名著を読む |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 詩集・哲学 | ||
副題: | 『ソクラテスの弁明』から、サルトル『存在と無』まで17冊がよくわかる! | ||
著者: | 荒木 清 | ||
訳者: | |||
出版社: | 中経出版 | ||
本の内容: | 哲学の本って、一冊読むのにとてつもなく時間がかかります。エネ ルギーもいるし。 そんなときに、こんなふうに、エッセンスだけをまとめてくれる本 があると、全体像がわかってとてもありがたいです。このエッセン スを読んでから、本編を読めば、言っていることもわかりやすいで すしね。わかりやすく簡略化して書いてあるし、事例も今風なので 読みやすいです。 もっとも、「17歳の男女に話すつもりでこの本を書いた」と著者の 荒木さんは言っておられますが、やっぱりどうしたって、哲学は一 筋縄では理解出来ませんけど。 (著者の荒木さんは全部読破されたのでしょうね…すごいです) 17人の哲学者 プラトン、アリストテレス、アウグスティヌス、デカルト、ロック、 ライプニッツ、ルソー、カント、ヘーゲル、ショーペンハウアー、 マルクス、キルケゴール、ニーチェ、ベルグソン、ハイデカー、 サルトル、ヴィトゲンシュタイン の考え方がまとまっているので、私は辞書的に利用しています。 例えば、サルトルはどんなこと言ってるんだっけなんて思った時。 (まぁ普段はそんなことはあまり思いませんが…) この本を読んで哲学に興味を思ったら、ぜひ、それぞれの哲学者の 本を読むことをおすすめします。 じっくりと時間のあるときに、読むのには最適な本だと思います。 哲学の勉強をもう一度してみたい…そんな方に、まずはおすすめの 一冊です。 |