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出典名: | 明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | あなたの品性ある人生こそ、大切な人への贈り物 | ||
著者: | 樋野 興夫 (著) | ||
訳者: | |||
出版社: | 幻冬舎 (2015/8/6) | ||
本の内容: | 3000人以上のがん患者と家族に生きる希望を与えた 「がん哲学外来」創始者の著者が、自分人生の考え方、生き方を 教えてくれる本。 樋野さんは、こう言っています。 「「命よりも大切なものはない。命が一番大事」とは、考えない ほうがいい。命が尊いことは確かですが、 「自分の命よりも大切なものがある」と思った方が、私たちは 幸せな人生を送ることができるようです。 「命が何よりも大切」と考えてしまうと、死はネガティブなもの 「命の敵」になり、あるときを境に死におびえて生きることに なります。 命より大切なものを見つけるために、自分以外のもの、内から 外に関心を向けてください。 あなたに与えられた人生の役割や使命が見えてくるでしょう。 そうして見つけた役割や使命を人生最後の瞬間までまっとう する。つまり、 明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげるのです」 例えば、こんなことが書かれています。 ◎「あれもこれも」より「これしかない」で生きる ◎「何をするか」よりも、「どうあるか」 ◎命は自分の所有物ではなく、与えられたもの ◎本当にいいものは取るに足らないものの中にある ◎どんなにお金がなくても言葉は贈れる ◎死ぬのは確実、いつ死ぬかは確率 ◎たいていのことはただ放っておけばいい ◎病気になっても病人ではない ◎愛をことさら起こすなかれ ◎「いい」と思うことは人に相談せずにやる がん患者のさまざまな生き方から、樋野さんが学んだこと、 見えてきたこと、思ったこと、気づいたことが、具体的な 話で書かれています。 わかりやすく読みやすいので、本を読み慣れていない方 にもおすすめです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
生きていれば、必ずつらいことがある。 それが人生。 苦痛の中にいるからこそ、品性はでてくる。 | 「生きていれば、必ずつらいことがある。 それが人生。 苦痛の中に | 2016-07-26 |
私たちに必要なのは正論よりも配慮です。 正論はときに相手に心に冷たく響くことがあります。 | 時に私も「正論」を振りかざすときがあります… 「これをやったら、い | 2016-07-22 |