2007-01-31
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人は、本当にそのことを考えているときには、
軽々しく語らないものだ。
アドバイスにしても簡単に自分の意見をいうのではなく、
むしろじっくり相手の話を聞こうとする。
また、語ることがなんの効力も発揮しないと
判断したら、沈黙を守る。
人は何を語るか、だけではなく
「何を語らないか」でも判断される。
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2007-01-30
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パーティの自己紹介でも、単に名前や現在の職業、
あるいは読書や映画鑑賞といった通りいっぺんの趣味を
披露したところで、ほとんどの人に何の印象も与えないだろう。
ところが、若い女性が
「私、学校では建築を学んだんですが、趣味でラブホテルの
外観の研究をしているんです」などとスピーチすれば、
これはまず一発で名前を覚えられる。
あるいは若い男性が、
「なんの芸もないんですが「鉄道唱歌」は一番から一応、
六十六番の山陽道まで全部歌えます」
というのもちょっとしたインパクトがあるかもしれない。(略)
ともかく、
(この分野にかけてなら、人前でものを言える)
ぐらいの得意技があったほうがいい。
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2007-01-29
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「人生でもっとも喜ばしいのは、
君にはできない、と思われていることを
やってのけること」
ウォルター・バジョット(経済学者)
「挑戦するだけ無駄だよ」「できないって」
「本当にしたいの?」「かわりにやってあげようか?」
「なんでそんなことができると思うのかな?」
「君はやめたほうがいいよ」「そんなことは忘れな」
これらは、やる気を失わせる大きな影響力を持つ言葉だ。
自分は無力で、ひとりでは何も出来ない人間だと、
何時の間にか思い込んでしまう。
それはよくない。
人が何を言おうと、自分には何ができるか、
あなたは十分わかっているはずだ。
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2007-01-28
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Aという方法がダメなら、
Bをやってみるべきではないでしょうか。
(略)
大切なことは、対処をあきらめないことです。
問題が生じることが問題ではないのです。
要は、それらの問題にどう立ち向かっていくか、
どう対処していくかなのです。
解決に向けて前向きであり続けること、
そのためにいろいろな角度から物事が見られること、
これこそが解決に向けての必要十分条件であるといえます。
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2007-01-27
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行動のないところに出合いはない
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2007-01-26
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運命の人と出会いたければ、
まずあなた自身の精神レベルを
向上させなくてはなりません。
やさしくて、親切で、見識が高く、
度量が大きい人に巡り合うことを望むなら、
あなた自身がそのレベルにまで
高まっていかなくてはなりません。
自分自身が薄情で冷酷な性格をしているのに、
相手にだけやさしさや親切心を求めようとするのは、
虫がよすぎるというものです。
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2007-01-25
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何も悩まないことから生まれた単純な明るさと、
悩んだ末に生まれる前向きの明るさは、明らかに違います。
悩まない人たちは、記憶力も低下します。(略)
「不安」にはマイナスのイメージが付きものですが、
実は、不安は人間の生命力の肥やしにもなっていて、
生活基準の重要なカテゴリーであるといえます。
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2007-01-24
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人はこれまでの自分の経験の範囲でしか、
他人を評価できません。
例えば、「学校にはいくべきだ」
「まじめに一生懸命働く人は偉い」
って「常識」、本当に「絶対」なのかしら?
学校に行かなくたって、自分らしい道を
見つける子もいるし、仕事はさっとすませてしまって、
趣味を楽しんでいる人だっています。
大切なのはどうすれば、その人が最も
心地よく生きられるか、それだけなんです。
結局、人は、これまでの自分の経験でしか、
他人を評価できないんですから、
可能性を広げようとする人、
もっと大きくなろうとする人を、
「当たり前の常識」で押しつけて、
枠に閉じこめようとすることは、
決して心地よいことではないのです。
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2007-01-23
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ものごとにシロクロをつけようとすると、
どうしてもその対象を単純化し、
枠にはめて考えがちになる。(略)
正しいか誤りかの二者択一で考えるのも、しかり。
だが、世の中、
それほど単純に割り切れるものではない。
いたるところに
“グレーゾーン”というものがあるのである。
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2007-01-22
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世の中には自信たっぷりな人と、
自信のなさそうな人がいる。(略)
両者を比べると、能力で
そんなに大きな開きがあるわけではない。
いったいどこから自信のあるなしが出てくるのだろうかと、
いろいろと観察してみて一つ気がついたのだが、
自信たっぷりな人間は、何か一つ
「人に負けないもの」を持っているということだった。
それが麻雀でもいい。(略)
何でもいいから「これなら自分は人に負けないぞ」
というものを持つことだ。
そうすれば自分に自信が持てるようになり、
自信を持って生きている人間特有の魅力がにじみ出てくる。
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2007-01-21
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“自分を犠牲にすること”が、
“相手を大切にすること”
だと勘違いしていないか。
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2007-01-20
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不平不満の多い人は、なんにつけても文句ばかりですね。
たとえば雨が降れば
「まったく雨ばかり降って、嫌になっちゃう」
たとえば不景気ならば
「まったく景気が悪くて嫌になっちゃう」
社会のことでも他人のことでも身内のことでも、
あげくに自分自身のことでも、
なんにつけても不平不満ばかりを口にします。
今、あなたのそばにそんな人がいるとして、
あなたは心地よいでしょうか?
にこやかに愛を差し出す気になりますか?
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2007-01-19
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じつをいえば、「日常生活でどんなことが起こったか」
ということは、人生にとってそれほど重要な問題ではない。
もっとも重要なのは、
「さまざまな経験のなかに、どんな意味を見出すか」
ということだ。私の知るかぎり最も幸福で、
精神的にバランスがとれた人は、みな同じように、
不思議な能力を持っている。すなわち、
「さまざまな人生経験を、
自分にとって最も好ましい形で意味づける」
という能力だ。
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2007-01-18
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修羅場で笑えなきゃ、プロじゃない
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2007-01-17
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自分を変える決断をすることに、
誇りをもつべきである。
決断することは、素晴らしいことなのだ。
やってみよう、と決意したとき、
あなたはきっと呪縛から解放されたかのように、
穏やかな心境になれる。
リラックスし、楽観的になっている自分を感じるだろう。
前向きな姿勢は、万人にとって幸せの一歩なのである。(略)
あなたが自分を変える努力をつづければ、
周囲の人間の態度も少しずつ変わり、
新しいあなたを受け入れてくれるだろう。
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2007-01-16
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プライドではなく、自尊心を持とう。
私たちには、大切に保っておかなければならない心がある。
それは〈自尊心〉だ。
自尊心というのは、自分の人格を尊重したい、
あるいは品位を保ちたいと思う心である。
私たちはこの心によって、良い振る舞いをしようとかと、
心に恥じない行動を取りたいなどと思う。
この自尊心を保てなければ、私たちは心に恥じ入るような
良くない決断をしてしまうかもしれない。(略)
自尊心を失うことは不運なことである。
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2007-01-15
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あなたが発する言葉には威力があるのです。
毎日毎日、心の中で
「できない。無理だ。所詮、夢だ。幻だ」
などと自分の言葉で自分の頭を洗脳していたら、
そういう方向に向かっていくのは当たり前のことです。
「できない自分、能力のない自分」をつくっているのは、
社会でも、学校でも、あなたの周りの環境でもなく、
自分自身が口にしている言葉による「洗脳」のせいなのです。
(略)
あなたが、マイナスの言葉で自分自身を
洗脳しているとしたら、それはいますぐに止めてください。
自分の可能性をもう一度、まずは自分が信じてみませんか?
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2007-01-14
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人間には
いまいる場所が居心地よく感じる傾向があり、
別の状況に置かれてみないと、
いまの状況の欠点がわからないということも少なくない。
靴、アパート、車、人間関係など何でもそうだが、
新しいものを手に入れてはじめて、
前のものはよくなかったと気づくのだ。
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2007-01-13
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毎日毎日を義務的に過ごし、人生に感謝するより、
批判するのを好む人間が多いのは、
何とつまらないことだろう。
けれども大半の人間は、
まさにこうした人生を送っているのである。
人生はわずかしかないのに、
いつまでも、時間があると思ってるのだ。
どうして、全力を尽くさないのか。
どうしてもっと自分の可能性を見出そうとしないのか。
どうして、自分の長所を伸ばしていける手段を捜し求めないのか。
今ここに生きているのだから、人生を充実させようではないか。
自分が一番と思うやり方で、人の力になろうではないか。
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2007-01-12
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自分に栄養をやろう。
自分に落ち着きと栄養を与えるために、
どんなことが継続的にできるか、
ぜひ自分で見つけてほしい。
それは定期的にマッサージに通うことかもしれないし、
木立の中を散歩することかもしれない。
人の興味はさまざまだから、どんなことを
栄養と感じるかもさまざまだ。
だから、ひとりですることでも、
人と一緒にすることでも、
人にしてもらえることでもいい。
栄養になることを見つけ、継続的にそれを続けよう。
それが心の安定にもたら効果の程に、
あなたはきっと驚くにちがいない。
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2007-01-11
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「笑う門には福来たる」
お釈迦様は、
「この世の中には、3通りのタイプの人がいるのだよ」と、
心の在り方を説法されています。
第一は、
「怒り」という文字を岩に刻み込んだように
何時までも治まらない人
第二は、
砂に文字を書いたように、腹は立てるが、
しばらくすると消えてしまうような人
第三は、
水に文字を書いたように、悪口や不愉快な言葉を聞いても、
心に留めることなく、優しい大らかな気持ちのある人
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2007-01-10
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最近のプラス思考には一つの危険な兆候が見られる。
それはプラス思考が一貫していないことである。
好ましい状態ではプラス思考で考えるが、
悪いことが起きるとそれをやめてしまう。
それでは少しもプラス思考にならない。
本当のプラス思考とは、
とくに悪い出来事に遭遇したような時、
それをプラスに考えていくことなのだ。
試験に落ちたり、病気になったり、リストラされたり、
だまされたりした時、プラスには考えにくい。
だが、どんなに結果が悪くても、
プラス思考だけは絶対に変えてはいけない。
人生は個人の思惑をはるかに越えている。
だから、がっかりしたり悲しんだり、諦めたりしないで、
「必ずよくなる」と考え続ける。
それがプラス思考の真骨頂と言っていい。
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2007-01-09
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誰でも覚えがあるでしょうが、
わたしたちの人間関係をみていると、
「わたしはそんなつもりじゃなかったのに」
と思うことがたくさんあります。
でも、いつもそんなことを言って、相手の理解のなさを
訴えているようでは、社会に生きる大人とは言えません。
人間関係に誤解はつきもの、
あなたの真意が伝わらないのも、
ごくふつうのことなんですね。
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2007-01-08
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○まちがえて他の人のカバンを持つまでは、
自分のカバンが一番重たいと
思っているんじゃない。
○新しい雪の上に足跡を残すには
「一番乗り」しなくちゃね。
○誰もキミに代わって自転車の
ペダルをこぐことはできないさ。
○大きめの服を着ると、
自分が小さく感じるよ。
○いつも給食に文句ばかり言っていると、
時々おいしい給食にまで
文句を言ってしまうよ。
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2007-01-07
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「わかり合えない人とは、わかり合えないままでいい」
と認める勇気を持て。
余分な人間関係、無理な人間関係やつきあいを
「捨てる」勇気を持つことこそが、
人生をタフにさわやかに生きていくために
必要なものなのです。(略)
そうです。
人から理解されないことを恐れなくなりさえすれば、
何も怖いものはありません。
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2007-01-06
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もっと何かがあるにちがいないと
感じるときには、
本当に何かがあるのです。
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2007-01-05
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常に意識していたいのは、
子供はあなたの
「言うことではなく、すること」
をまねるということです。
親子関係だけでなく、
あなたの人生における態度は、
あなたの周りにいる人に影響を与えています。
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2007-01-04
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あなたが言ったことに対して、
相手が「イエス」か「ノー」のどちらかの
反応をする可能性は半分半分です。
そのどちらが返ってきても、
「私はOK!」で、どちらにも対応しようという
気持ちになっていることが大切です。
「イエス」の答えが返ってくればとてもラッキー。
「ノー」なら残念だけれども、
また次のチャンスを待ちましょう。
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2007-01-03
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起こりうる最悪の事態に見えることが、
実は最良のことであり得る。
ギャラップの調査によると、
インタビューを受けた87%の人々が
人生で一番大変だった出来事が、結局自分にとって
一番役立つ体験になり、
今となってはそれに感謝している。
「A Course in Miracles」も同じことを言う。
私たちが勝利だと思うことはその逆であることが多く、
一方見るからにひどい災難が、実は姿を変えた
贈り物であることがある。
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2007-01-02
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人は自分に賛同してくれる人がいると快適だが、
自分と賛同しない人といると成長する。
フランク・A・クラーク
知り合いといっしょにいたり、
慣れていることをしたり、
昔からの環境で過ごすのは簡単だ。
しかし、人間として成長するには、
新しい経験をしなくてはならない。
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2007-01-01
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最初から大きな目標や計画を立てると、
疲労感が先にたってしまう。
まして、1から準備をしてとなるとなおさらだ。
「とても無理だからやめてしまおう」
と臆するようになる。
そうやって多くの人は、
自分の可能性の芽を摘んでしまっている。 (略)
人がものごとに積極的に取り組むのを
躊躇するのは、全体を見てしまうからだ。
これは誰にも共通する感覚である。
マラソンの場合も42.195キロを走る前から
意識すると、辛さを感じる。
そこでマラソン選手は5キロ単位に細分化して考える。
5キロをどれだけのタイムで乗りきるかを体で覚える。
そして、その積み重ねとして全体を
考えていくのだという。
スタートで尻込みする人は、
何ごとも細かい単位を分けて、
今すぐやるべき単位には、
脇目も振らずに取り組んでみるといい。
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