■今日の「おすすめ本」■
2024年8月26日
- タイトル
- 感動を与えて逝った12人の物語
- 著者
- 大津 秀一
- 出版社
- 致知出版社 (2011/9/16)
- おすすめ度




※おすすめ度について
1000人以上の方々の死を見届けてきた、緩和医療医、終末期医療専門家の著者が、印象に残った方々11人について書いて
います。
こんな方々です。
1.先生、あやまっちゃダメよ
2.若い医療の勉強になるんだったらこの身は惜しくない
3.先生も今度一度来てみてください
4.幸せ、…幸せ
5.Kより先を歩いた男、仕事人の心意気
6.病棟の小野小町、人生はまさに大木の如し
7.二月に散った命
8.二つの昭和を生きた女
9.一番を目指した男、ホスピスの三宝
10.新しい記録をつくった女
11. 息子は幸せ者です
12人目は、「感動を与えて逝く12人目は「あなた」である」
ということで、著者は、こう語りかけています。
「「ローマは1日にして成らず」なのだ。
今のわれわれにたりないのは、若者たちへ「継承」して
もらう、そのような強い意志なのではないかだろうか。
年長者の経験談は、きっと後で役に立つものなのだ。
親が、家庭が、社会が、もっとみずからの経験や想いを
語らないといけないと思う。
感動を与えて逝く12人目は「あなた」である。
その死から私たちはまた、たくさんのことを学び、
継承するだろう。そして月日は巡り、季節は変わっても、
思い出の中の永遠はけっして色あせることはない」
生き方の参考になる話しが多いです。
読んでみることをおすすめします。
| この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
|---|---|---|
| 息子が見舞うとき、彼女は言った。 「また、来てくれたんだね。無理はしなくていいよ」 「いや、そんな訳にいかないよ。母さんに僕も会いたいしさ」 「大丈夫、雅 | この話は、胃がんの末期で、ホスピス病棟に入院してきた 80代の女性岳山さんの口癖の話です。 入院してきたときから、ほとんど寝たきりで同然で、 一日のほ | 2013-08-07 |
| 「私には私の人生が、あなたにはあなたの人生がある。 あなたにはあなたの輝きがあるはずだし、 私の真似をしても仕方ないわ。 あなたはあなたの素晴ら | これは、大津さんが若い頃勤務していたホスピス病棟にいた 80歳を超えながらも、美しさと美しい生き様を保っていた、 女性の言葉だそうです。 その女性は、 | 2013-08-06 |
