■2023年09月15日の「今日のことば」■

「今日のことば」

「自分のためにがんばる」と弱く、
「誰かのためにがんばる」と強い、
というのはよく言われることですが、
本当にそうなんですよね。

一体どういうことでしょうか。
実はこういうことなのです。
ひみつの脳は、
相手に向けた意識を自分に返して
見ているものを自分自身に
投影させる性質を持ちます。

よって頭の中に描いた大切なだれかに向かって
「大切にする」という気持ちを伝えることは
自分の脳に「大切にする」という気持ちを
伝えることと同様になります。

簡単にいうと、
自分自身が勇気づけられることになる。
「○○さんのために」
「大切な○○のために」
くり返しそう言い続けることは、
自分自身を励まし続けることになるんです。
無限にやる気は継続し、
どんな障害があっても力が弱まりません。

もう一踏ん張りしたいときこそ、
それは一体だれのためなのか。
想像し、口にすること。
それが結果的に、
あなた自身にゆとりを与え、力を宿します。
つまり、より良い心地で
仕事に向かえるようになるのです。

		出典元	人をうごかすふしぎな力
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	こばりひさ

まゆの感想

「自分のためにがんばろう」と思うと、途中で
「まっ、いいか、自分のためだしこれくらいで」と
途中で適当になったり、「もういいや」と
簡単に諦めてしまうこと、私はあります。

自分のためなら、それほど、
がんばらなくてもいいか、
と思えてきてしまうからです（苦笑）
力が入らないというと、
力にならないというか。
続かないというか。

でもこれが、
「○○のためにやるか」と思えたり、
「大切な□□のためにできることをしよう」
と思うと、俄然やる気がでてきて、
しっかりとやるようになります。
自分のためは弱く、
だれか（何か）ためには強い、
そう感じます。

もちろんこれは、だれかれに、
「これを、あなたのためにやっているんだ」
などと相手に言って押し付けるのではなく、
自分自身の中でくり返し言うのですが。

「情けは人の為ならず」
という言葉がありますが、
（情けを人にかけておけば、巡り巡って
　自分にためになる、よい報いが巡ってくる、
　などの意味）
というようなことでしょうか。