ことば探し
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■2019年12月09日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

若い頃、時間ができたらしたいと思っていた
翻訳や読書を億劫に感じる自分がいる。
これが老いるということの哀しさでもあります。

ただ、そうであるからこそ、
今を大事に生きることにもなります。
若い頃できていたことが容易にできなくなる。
明日は、もっとできなくなるかもしれない。
だからこそ、今という時間をていねいに、
生きるようにもなります。

私の好きな言葉に、
「今日が私の一番若い日」
というのがあります。
一番若い日だから、今日は若々しく行きたい。
今日がある力が、明日もあるとは限らないのですから。

そういう意味では、死ぬ日さえ、
「一番若い日」と考えることもできます。
逆に、死に日を「一番歳をとった日」と
考えることもできるでしょう。
どう考えるかは自由ですが、
今日のこの日が、「一番若い日」であることは、
間違いありません。

(渡辺和子著分)


出典元 人は死ぬとき何を思うのか
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 渡辺 和子 (著), 大津 秀一 (著), 石飛 幸三 (著), 青木 新門 (著), 山折 哲雄

まゆの感想
渡辺さんは、さらに、

「死が訪れるということは、
 生きて活動する時間が制約されるとうことでもあります。
 それと同時に、私たちの人生に意味を与えて
 くれるものでもあるのです。

 旅行をするとき、
 持って行ける荷物は1つだけと制限されて初めて、
 旅に必要な持ち物は何かを真剣に考えるようになります。
 死という制限があるからこそ、
 限られた人生で、自分は何をすべきか、
 何を大切にして生きるかを考えるのです。
 そうやって、人生のなかで大切なものを考える行為こそ、
 死を考えながら生きるということではないでしょうか」

と言っています。
若い頃には、残された時間や死のこと、衰えていくこと、
引退後のこと、もちろん年金などについても、
身近に感じられないし、考えることはあまりありませんよね。

でもね~、早いんだな、これが(笑)
過ぎ去ってみれば、本当にあっ、という間。
気がつくと、もうこんな年かと実感し、
年金の計算も始まるし、体調管理も必要になってきます。

この頃は、「今日が私の一番若い日」を意識して、
やれること、やりたいことを、今しっかりやろうと思います。
できること、できるうちにってね(笑)

まだまだ手放せないものもありますが、
これから生きていくのに、必要な荷物だけにしようと、
いろいろな意味で、断捨離もしています。
自分の人生の整理にもなって、よいですね。

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