2013-10-31
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子どもが遊びに熱中(集中)しているときは、
過去のことや、未来のことがを考えたりしません。
今、ここにあること、やっていることだけに全神経を集中しています。
大人になると、過去にあったことへの後悔や、
未来をあれこれと心配することがあります。(略)
こうした姿を見るにつけ、
「集中力ってなんだろう」という疑問に対して、
「そうか。
今、ここにあるものに専念することだ!
余分なものなどないほうがいい。
余分なものは、脇に置いておくか、
一旦捨ててしまったほうがいいのだ」
というヒントに行き当たるのです。
人間は
「急げば急ぐほど、ますます時間を失う」
という逆説を抱えています。
一度にあれもこれもと、あまりにもたくさんのことをやろうとすると、
注意力が散漫になり、今やっていることにも収集できず、
不安になってしまいます。
その結果、当然良い結果を生むことはできなくなります。
とにかく
「今(Now)、ここ(Here)でしかできないことに
集中するのだ!」
「今、ここしかない!」
「今、ここを楽しむのだ!」
と、自分に言い聞かせるのです。
今、ここに集中する習慣(心の癖)をつくっていくことが大切です。
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2013-10-29
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集中力を発揮する際に、ヒューマンエラーという
落とし穴に陥らないためには、適宜、
「鳥の眼」「虫の眼」「魚の目」で情報を収集し、
「心眼」で重要度を把握することが大切です。(略)
鳥の眼は、大空から鳥瞰するように対局を把握する眼です。
虫の眼は、足元の小さなものや微やかな変化を読み取る眼です。
魚の眼は、魚たちが川の流れや潮の流れを読んで生きているように、
全体の流れを読む眼のことです。
そして、物事の本質や、今いちばん大切なことは何か、
という重要度を見極める眼は、人間にしかない心眼です。
集中して仕事や作業をしているときは、この4つの眼を
適宜使い分けることで、ヒューマンエラーという
落とし穴に陥らずに、集中力を発揮して、
良い成果をあげることにつながります。
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2013-10-28
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「人を幸せにしよう」と大きなことを考えると、
なかなか実践できないでしょう。
小さなことでいいのです。
相手の顔にほほ笑みが浮かんだり、
ささやかな幸せが生まれるようなことでいいのです。
小さなことなら実践するチャンスも方法もたくさんあるはずです。
相手を幸せにする行為を重ねることが大事なのです。
日頃から、
人を喜ばすことをこころがけて生活できるようになれば、それだけ
自分の不幸について考えて不幸な気持ちになることは減るでしょう。
それにも増して、人を幸せにすることで
自分が幸せな気持ちになれることが増えるのです。
自分のことばかり考えずに、人の幸せを考えられるようになり、
人を喜ばす幸せ、人を幸せにする幸せを感じられるようになれたら
いいのではないでしょうか。
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2013-10-25
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目標を達成しやすいものにするには、
具体的な目標を立てることだ。
例えば、レストランでウエイターに、
「何でもいいから、お願いします」
と言ったとしたらどうだろう。
目標を設定するときも同じである。
目的な大きなものなら、いくつかの仕事に分けて、
やりやすくする。(略)
「萎縮する目標」ではなく、
「やる気が起きる目標」であること。
成功する人は、もう少しで達成できそうな目標を立てる。
間違っても、途方もなく大きな目標を立てたりはしない。
とても手の届かない目標を立ててはいけない。
そんなことをしてもやる気をなくすだけだ。
目標は、あなたを萎縮させるようなものではなく、
やる気を起こさせるものでなければならない。
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2013-10-24
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「こんな時代に夢や生きがいを持てって言われても…。
ちょっとなぁ…」というのが読者の皆さんの本音だと思う。
しかし、ちょっと待ってもらいたい。
ピンチこそチャンスとはよくいったもので、
こういう大変な時代だからこそ、仕事に対して
夢や生きがいを持つ必要があるのではないか。
なぜか?
夢や生きがいを持つと「そうなりたい」「状況を変えよう」
という意欲がわいてくる。
その意欲が駆り立てられれば駆り立てられるほど、
「必ずそうなってみせる」「絶対に状況を変えてみせる」
という信念が養われていくからである。
この信念を強固に養えればしめたものだ。(略)
信念が養われるというのは、
とりもなおさず心構えが変わることを意味し、心構えが変われば、
その人の運命も大きく変わるようになるのである。
「人間とは、《その人が一日中考えているもの》であり、
人の一生とは《その人が人生をいかに考えてきたか》
ということである」
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2013-10-23
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生が可能性に満ちているのは、
つねに耐えがたいほど不確定のため、
つまり次に何が起こるかわからないからである。
(アメリカSF作家 アーシャル・ル・グィンのことば)
不確定だから可能性に満ち満ちている。
だから人生は面白い。
毎日同じように仕事を繰り返している場合でも、
いつなんどき何が起こるかわからないのが人生である。
ときとして起こってほしくないことも起きてしまう。
でも逆に、思いもよらず幸運が舞い込んでくることもある。
それが人生だと思いたい。
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2013-10-22
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病のなかで感じた孤独は、
人間のありのままの姿なのではないか、
また、そうであるからこそ、病人は、
人のありようの一端がわかり
他人と本当に関係を持つことができるのではないか。
健康がなくなることで、健康や生命がわかり、
対人関係が切れることで、人との繋がりがわかる。
歩けることのすばらしさ、話せることのありがたさ。
当たり前の、当たり前じゃなさ。
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2013-10-21
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みんな いいことばかり あるわけじゃない
中くらいのことをしようとしたら
中くらいの壁ができ
大きなことをしようと思うと
必ず大きな
壁がたちはだかる
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2013-10-18
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本当に自分にぴったりくる相手に
出合うには
違うかなと思う人と
ちゃんと別れなくちゃいけない
どんなにひとりが寂しくても
ちゃんと別れる
だって本当の(縁)は
中途半端な人のとこに
なかなかやってこないから
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2013-10-17
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「今、ここ」の現在を楽しむためのヒント
例えばね、旅行に出かけたことの考えてもらえば
わかりやすいと思うんです。(略)
大好きな恋人とリゾートに5泊6日の旅。
すると、最初の3日間心から幸福を謳歌しているんですね。
憧れの場所に行った、買い物をした、美味しいものを食べた。
一緒に行った相手と、甘い時間を過ごした。
ところが4日目くらいから「明後日帰らなきゃいけない」
ってことを意識し始めるでしょう。そうすると、
「イヤだなぁ、帰りたくないなぁ」って、一日中ずっと
気持ちのどこかでうつうつとしている人がよくいるんです。
旅行から帰って、いつものありふれた日常に戻ることの辛さを
先に考えてしまい、恋人に気を遣って楽しそうにしているけれど、
実は残りの2日間くらいはずっと、うつうつとなってしまっている…
つまり、「今、ここ」にいないわけです。
まだ旅行中なんだから、その楽しさに集中すればいいのに、
それができなくなる…(略)
楽しい時間への執着が起こるんですね。
幸福の純粋性を本当に味わうためには、
「今、ここ」で起きた幸福感を、そのままの時と共に
流していかなきゃ、いけないんでしょうね。
そういう意味では、「幸福は絶対に過ぎ去るもの」なんですよ。
それを覚悟しておかないと、一度つかんだ幸福に固執するあまり、
「ああ、あの時は楽しかったのに…」というマイナスの感情に
変化してしまうわけです。
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2013-10-16
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私が学生のとき、アメリカ人の学長から、
いつも聞かされていた言葉です。
「1日にたったひとつでいいから、
人に知られないところで、
良いと思うことをしなさい。
それはゴミを拾うことであっても、
そのわずらわしさより、あとの
喜びの方がずっと大きいのです。
喜びを自分の中に与えてあげてください。
それが魂を喜ばせることです」
何か人の役に立つことができる喜びを知った人、
それは生きる達人ともいえます。
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2013-10-11
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「2:6:2の法則」というのがあります。
世の中は大きく分けて2:6:2の割合の人たちで
構成されているという考え方です。
最初の2は、自分を向上させる気が
全くないので、自己投資しないタイプ。
次の6は、自分を向上させる期はあるのだけど、
具体的な自己投資の行動を起こさないので、
実際には向上しないタイプ。
この2と6の足した数が全体の80%を構成します。(略)
そして、最後に残った上位2の人たちだけが、
日々向上しようとコツコツ勉強を続け、
自己投資を惜しまないタイプです。
別の言い方をすると、変化の早い時代に、
自分を進化させ続けるタイプ。
あなたが、自己投資をし、勉強を続ければ、
その時点で、すでにトップ20%です。
このトップ20の中でトップ50%に入れば、
それは全体のトップ10%以内を意味します。
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2013-10-10
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すべての問題は、
チャンスにしようと思えばチャンスとなり、
ピンチだと思えばピンチにしかなりません。
そして私たちは意識しなければ、問題が起こると
つい、ピンチと受け止めてしまう傾向があるのです。(略)
しかし、チャンスかピンチかは客観的なものではなく、
意思によって決まるものなのです。
毎日のように起こる問題に対して、
まずはそのうちのひとつでも
チャンスに変えられるように努力してみましょう。
どのように努力をするかというと、
「チャンス!」と心の中で叫んだら、その後で、
どうすればチャンスになるかを考えるのです。
こうして、一つ一つチャンスに変えていけるように、
日頃から意識していくのです。それが、
次第に習慣化してくると、問題が起きたとしても、
逃げようという気持ちがなくなり、
前向きに取り組んでいくことができるようになります。
そうすることで、困ったことが少なくなり、
うれしいことが増えていくでしょう。
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2013-10-09
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打席に立たなければ、ホームランは打てない。
糸をたらさなくては、魚は釣れない。
挑戦しなければ、目標は到達しない。
キャシー・セリグマン(作家)
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2013-10-08
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ぼくなんか、このくらいでほんとによかったなぁと思うね。
芸があまりうまくなくてよかったと。
うまかったら、過信するし、競争したがりますよ。
力があったら、みんな競争しようと思いますよね。
競争するということは、1番走りやすい道を選ぶんだね。
ぼくは、競争しようとは思わないの。
ほくは、人と競争するのが嫌いなの。
だから、空き地があるんですよ。
芸がうまければ、もちろん
それでいい部分がたくさんあるんだけれど、
肩に力が入って倒れてしまうかもしれませんよね。
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2013-10-07
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お金ではない。
富とそれがもたらすものは、しょせん、はかないものです。
こんな話しがあります。1923年、
イリノイ州シカゴエッジウォーター・ピーチ・ホテルで
世界に名だたる富豪たち数人の会合が開かれました。
参加者はみな、富と権力の紳士録に名が載る面々でした。
当時、彼らは米国の財務省が扱う総額より多くの
お金を動かしていました。
以下は、そのときの参加者の名とその後の消息リストです。
●チャールズ・シュワップ
独立系では最大のスチール会社社長…破産して死亡
●アーサー・カッテン
世界有数の小麦投資家…支払い不能に陥り、海外で死亡
●リチャード・ウィットニー
ニューヨーク証券取引所所長…シンシン刑務所から釈放された
直後に死亡
●アルバート・フォール
米国政府閣僚…恩赦によって自宅で死去
●ジェス・リヴォーモア
ウォール街きっての暴れ者…自殺
●レオン・フレーザー
国際決済銀行頭取…自殺
●アイヴァー・クリューゲル
世界最大の専売会社社長…自殺
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2013-10-04
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あなたの能力は、あなたにしか使えない。
才能と能力の管理者であるあなたには、
ほかに選択の自由がないのだから、
それは恐ろしいほど重大な責任だ。
あなたに委ねられたものは、
あなただけが伸ばし、使うことができる。
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2013-10-03
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もし、あなたの現実に何か問題があるなら、
あなたの「考え」を見直してみましょう。
あなたが、好ましくない状況に生きているなら、
あなたの「思い」を見つめてみましょう。
現実に目をおおって、やり過ごすこともできます。
状況から逃げ出すこともできるでしょう。
でも、現実を受ける心は、原因になっている思いや考えから
変えて行かなければ、同じ状況は何度でもやってきます。
人生は、レッスンの連続です。
現実と心の関係に無関心なまま、
自分を内面から変えていかなければ、
心を曇らす出来事は繰り返しやってきます。
自分の心と現実に向き合い、
思いや考えを高めていけば、心の知恵が高まります。
自分を苦しめ悩ます思いを、美しい思いに
置き換えていけば、心は晴れやかになります。
そして、少しずつ現実が変わっていくのです。
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2013-10-02
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あなたはあなただけの魅力を磨けばいいのです。
あなたは、他の誰でもなく、
あなた自身の個性で輝けばいいのです。
そんなあなたを愛してくれる人と巡り合うために、
あなたはどうしたらいいでしょうか。
いえ、何もしなくていいのです。
たとえ、なにもしなくても、
あなたがあなたらしく輝いていれば、
あなたを見逃す人はいないのです。
あなたはあなたのままでいいのです。
けれど、だからといって、あなたが何の努力もせず、
ただ成り行きのままで生きていれば
それでいいというわけではありません。
あなたは、誰よりあなたらしい、
あなただけの綺麗な生き方をするのです。
その生き方に、きっと引き寄せられる、
あなたの運命の人がいるのです。
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2013-10-01
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高血圧→ ものわかりのよい人間だと思われたい
糖尿病→ 他人にいい顔をしたい
痛風 → 夢や理想を持ち続けたい
脂肪肝→ 忙しすぎて、いろんなことを後回しにしたい
肝炎 → 師を賭けしてまで守らねばならぬものがあることを
理解してほしい
尿管結石→ 進む方向を変えたい、
そのためにゆっくり考える時間がほしい
胆石 → 水に流せないほど許せないことがある
潰瘍性大腸炎→失敗した過去の時間を取り戻りたい
動脈硬化→ ストイックな生き方をしたい、我慢強い自分が好き
心臓病→ 周囲との関係の安定をはかりたい
脳梗塞→ 周囲の期待にできるだけ応えたい
脳出血→ 人に追いつかれたくない、高速で走りつづけたい
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