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出典名: | より道、わき道、散歩道 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | |||
著者: | 河合 隼雄 | ||
訳者: | |||
出版社: | 創元社 | ||
本の内容: | 日本の臨床心理第一人者の河合隼雄さんが書き下ろしたエッセイで、 「本道をひたすら一筋に歩むのではなく、より道やわき道にそれて、 ふと考えてみることが、人生にはあんがい大切なのではないか」 と言っています。 この本の中に、こんなお話が出てきます。 ある一流企業の男性が同期のなかの出世頭として課長になり、 自分も嬉しいし、人にも羨ましがられるのですが、 一ヶ月も立たないうちに、仕事が重荷になり、何も面白くなく、 気分が沈んできて出社するのさえ嫌になって来ます。 そして、ついには、自殺のことを真剣に考えるほどになってしまった、 というのです。 これは、中年の人がよくなる軽いうつ病の典型的な例であるらしい のですが、なぜ、こんなことになるのか…。 それは、今まで無視してきたことが、現れてきたからで、 この人が成長するためにある程度必要な「心の病」だったのでは ないかということです。 ちょっと一休みする時に読んでみるといいかも知れません。 より道、わき道、散歩道も、なかなかいいかも…と 思わせてくれる本です。 じっくりと、味わって読んでみると気づきが多いと思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
人間というものは不思議なものである。自分ほど大切なものはない、なるべく自分の得になることをしたいと思 | 本当にそうだなぁと思う。自分を大切にしたいと思いながら、相当無茶な | 2003-03-06 |
学問にしろ、芸術にしろ、大きい仕事をした人は、 一般の人々が「わかった」と思っていることに対して、 | 河合氏は、著書の中で、簡単には「わからない能力」が 非常に大事だと | 2003-03-03 |
こころの下に「魂」というものが存在している、とあなたは考えてみたことがありますか? | 少し体調を崩して、寝ていていろんな事を考える。とりとめもないことが | 2003-02-01 |