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出典名: | かまわれたい人々 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人間・人間関係 | ||
副題: | 「かまわれたい人々」「孤独」の底に隠された「願望」 | ||
著者: | 森 真一 | ||
訳者: | |||
出版社: | 中経出版 (2009/6/17) | ||
本の内容: | ≪本の紹介文分より≫ ◎「家族」はペットのネコだけ ◎ひとりぼっちの「男性おひとりさま」 ◎「仕事」に依存する会社人間 ◎「お客様相談室」に人生相談をもちかける ◎性的な遊びをせず、「お喋り」のためだけに 風俗嬢に貢ぎ続ける 現代社会に生み出された『かまわれたい人々』、 「孤独」の底に隠された「願望」を探る。 多くの日本人は、「誰かにかまってほしい」と いう気持ちを持っています。 これは正確に言えば、 「誰かにかまってほしい。だけど、ひとりの時間がほしい」、 「ほうっておいてほしいけど、ひとりぼっちは嫌だ」と いう矛盾した 願望のあらわれだと言えます。 こうした葛藤は、「自由」と「孤独」の 板ばさみから生まれています。 現代社会は「自由」の価値を声高に叫ぶ社会です。 そしてこの「自由」の大半は、他人から 「かまわれない自由」です。 この「自由」には「孤独」の影がつきまといます。 なぜなら、他人から「かまわれない自由」は、 「かまわれない孤独」に容易に転化するからです。 そして、『かまわれたい人々』は、この「孤独」に 耐えきれなかった人たちです。 本書は、こうした「自由」と「孤独」の葛藤から生まれた 『かまわれたい人々』を分析するものです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
「男性おひとりさま」は、 「かまわれない自由」は愛しますが、 「かまわれない孤独」は愛せない | 先日、スーパーで、 怒りまくっている年配の男性がいました。 レジの女 | 2022-07-30 |
だれにも「かまわれない自由」は、 だれかに「かまわれたい欲望」、 「かまってほしい願望」を | 「かまわれたくない」と「かまわれたい」 という葛藤は、私は確かにあ | 2022-05-12 |
おとなが子どもたちを見る態度も 変化してきました。 あたたかく見守るという視線から、 なにか悪 | 目立たない人の犯罪の裏には、 「自分が不当に見捨てられていると感じ | 2022-05-10 |