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出典名: | 「頑張らない」から上手くいく |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 壁を乗り越えられない人へおくる自然体人生論 | ||
著者: | 桜井 章一 | ||
訳者: | |||
出版社: | 講談社 (2010/11/26) | ||
本の内容: | かつて「雀鬼(じゃんき)」と呼ばれ、現在は、麻雀道場を開き 多くの方々に麻雀を教えている著者が、多くの体験から得た、 人間力、生きる知恵などを教えてくれる本。 どちらかというと、指導者、親向けの本。 著者は、こう言っています。 「「この子はハイキングコースがちょうどいいな」と子もいれば 「この子は登山靴を履かせて、ちょっと上まで登らせてみよう」 という子もいます。 親や指導者というのは、そういう見極めができないといけません。 ハイキングで満足している子どもに対して、 「お前はもうちょっといけるから登山靴を履いて山に登って こい」というのは無茶というもので、それが失敗したら 元も子もありませんし、その失敗が思わぬ事故につながることも 考えられます。 最初はハイキングだけで満足していた子どもも、(今できる ことをクリアしていくと)やがて登山靴を履いて、山に登り たいと思うようになります。 親や指導者は子どもがそうなるときまで、じっくりと腰を 据えて待てばいいのです。 でも、待つということは我慢でもあります。 焦らず子どもを待つことができるか、我慢できるか、ちゃんと つきあってやれるか、そういった資質が親や指導者には、 求められているのです」 例えば、こんなことが書かれています。 ◎人生は思い通りにいかないから楽しい ◎トラブルをまず上から眺める ◎人間は単細胞であれ ◎「見えない道」を行くと納得感がある ◎「頑張る」だけだと行き詰まる ◎やりたいことがなくたって構わない ◎攻撃性が表れるのが思春期 ◎不登校と同じ問題を持つ親たち ◎人は迷惑をかける生き物である ◎親が家事をしっかりすれば、子どもの生活感は身につく ときに、厳しいことも言っていますが、 「私のいうことを鵜呑みにせずに、それぞれの対応、対処を してください。人の数だけ個性があり、考え方もあるように 物事それぞれにふさわしい対応、対処というものがあります」 ということで、決して押しつけてはいませんので、気軽に 読んでみることおすすめです。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
人が生きていること自体、すでに誰かに迷惑をかけています。 それに気付いていない人が意外に多い。 | 「誰にも迷惑をかけてないんだから、いいじゃないか」 などとと言い放 | 2013-07-12 |
人が生きていく上で必要なのは知識ではなく、知恵です。 そういうことをいうと、 「では、どうやれば | ある本で、こんな話しを読んだことがあります。 同じ学校を出た学生が | 2013-07-11 |