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出典名: | ベッドサイドのユーモア学 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 病気・体 | ||
副題: | 命を癒すもうひとつのクスリ | ||
著者: | 柏木 哲夫 | ||
訳者: | |||
出版社: | メディカ出版 (2005/06) | ||
本の内容: | 日本のホスピス(終末期ケア)の第一人者の著者が、死を直前に しながらもユーモアを忘れない人々や、ユーモアの効用などを 事例をまじえてユーモアたっぷりに語りかけてくれる本。 著者は、こう言っています。 「疲れているにもかかわらず笑うこと、とてもつらい状況に あるにもかかわらず笑うことができればすばらしいと思う。 病気で入院中であるにもかかわらず笑うことができる患者 さん、死が近いにもかかわらず笑うことができる患者さんに よって、スタッフはずいぶんなぐさめられる。 ユーモアの定義(ドイツでの定義)とは、 「ユーモアとは、にもかかわらず笑うこと」 「ユーモアとは、愛と思いやりの現実的な表現である」 ということです」 例えば、こんなことが書かれています。 ◎死と向き合うユーモア ◎自己実現につながるユーモア ◎ユーモアは両刃の剣 ◎ユーモアの深さ ◎言葉磨きはユーモア磨き ◎自分を笑い、人の心を開く ◎私を励ます川柳作り 著者や患者さん、看護士さんたちがつくった医療現場の楽しい 川柳などもあり、深刻なはずな状況もクスッと笑えます。 医療現場の方々には、ぜひ一読をすすめたい一冊です。 |