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出典名: | 自分をまげない勇気と信念のことば |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | 不幸とは避けずに迎え討つもの | ||
著者: | 曽野綾子 | ||
訳者: | |||
出版社: | ワック (2010/7/17) | ||
本の内容: | 人間を深く見つめ、信仰、家族、老い、教育などのエッセイや 小説を書いている著者が、今まで書いて来た本の中から、テーマに そって文章が集められている本です。 著者は、こう言っています。 「他人の価値観を鵜呑みにして、どうしておもしろい人生を 送れるだろう。また人と同じようなことを言っていて、どう して他人の尊敬を得ることができるだろう。 私は人生の快楽の第一のものは、他人を尊敬できることだ、 とこのごろ思うようになった。 尊敬は必ず、明確な人格に対するものだ。 だから自己の希薄な人には、尊敬も魅力も持ちようがない。 しかし少々、どころか、かなり型破りな人でも、その人 らしければ、私は「この世でお会いできて光栄でした」と お礼を言いに行きたくなるのである」 ということで、自分を持ち、失わず、最後まで自分を売らない 生き方をすすめています。 例えば、こんなテーマが書かれています。 1.あきらめない勇気、断念する勇気…人生の価値について ○身一つでどこまでも歩いて行けばいいのだ ○「死」は一つの救いである 2.つき合い上手の秘訣…友人、他者という存在 ○人間は己が創るのではない。他人が創るのだ ○人に対して「期待する」と「当てにする」は違う 3.善と悪を見抜く力…倫理とは何か ○損な立場がとれたとき、人間になれる ○世の中は決して正当に報いられたりしていない 4.現実というカベにぶつかった時…物事の表と裏 ○現実と折り合えることが強さの証拠である ○人間は自分が落ちぶれた時、平等を望む 5.子どもたちに何を教えるか…大人になる条件 ○子供は退屈を知れば学ぼうとする ○子供に家事をさせることが大切 6.老いを迎え討つ…死と向き合う ○老人たちは、もっと働ける ○そこまで生きてきた人間の権利 7.家族が家族であるために…夫婦、親子のいい関係 ○家庭では外にいる時より努力が必要 ○自分の貧しさと哀しさを知ることは無駄ではない 読んでいて考えさせられる文章が多いです。じっくりと読んで みることをおすすめします。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
私は適当に少し悪いこともやる人が好きだ。 悪いことの量は少ない方がいいに決まっているが、 少し悪 | 私自身、うんと悪いことはしないまでも、 少し悪いこともやるし、やっ | 2013-06-28 |
あらゆる点において抜きんでている、という人はありえない。 ひとが偉いなら、その程度に自分も偉くなれ | 「ひとが耐えられることなら、私も耐えるべきである」 本当にそうだ、 | 2011-04-27 |
恥をかかかないために、という言葉が用意されている。 しかしこの生涯は恥をかかなければいい、 など | 振り返ってみれば…私などは、 思い出すと今もあまりの恥ずかしさに苦 | 2011-04-26 |