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出典名: | 人間関係に自信がつくクスリ |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | セルフ・自分を見直す | ||
副題: | 「森田式健康法」ノート 自分をよく生かす心理学 | ||
著者: | 大原 健士郎 | ||
訳者: | |||
出版社: | 三笠書房 (1996/10) | ||
本の内容: | 森田療法の専門家で、カウンセラーでもある著者が、よりよい人間 関係のつくり方、あり方、また、よりよい生き方、行動の仕方など を教えてくれます。そのポイントは、「ほんの少しの「勇気」と、 「小さな気づかい」」ということです。 森田療法とは、簡単にいうと、あれこれ考えているより「行動」 していこうという精神療法(特に神経質な方や、神経症の方に効果 的)の1つで、この療法を元に書かれている本です。 著者はこう言っています。 「人間関係に悩む人、苦手とする人は、人生をより楽しく生きたい と願っている「生の願望」の強い人たちである。人生に希望を 燃やしている人たちである。 精いっぱい生きている人はみな美しいはずだ。まわりと生産的な 人間関係を築きつつ、「自分は自分」と自信を持ち、自分なりの 花を咲かせてみようではないか。」 例えば、こんなことが書かれています。 ◎人間「7分の出来」なら上出来だ ◎気に病むエネルギーがあるなら、“実行”してしまいなさい ◎どうも始末が悪い「気の小さい見栄坊」 ◎誰でもみんな「仮面」をつけて生きている ◎「これでいい」の油断にすべり込む“魔物” ◎人間関係はいつもこの「小さなフォロー」が大事! ◎“賢い妥協”こそ大人の証明! ◎相手より自分が「大きくなって」しまえばいい ◎その“ひがみ心”が幸運の女神を見殺しにしている! ◎“むだ骨”を惜しむ人には大成しない 著者自身も、神経質で、人づきあいが下手で苦しんできたという ことで、かなり現実的な話が多いです。 あれこれと行動する前に、考えてしまう人、その考えに押しつぶさ れてなかなか行動できない人、完璧にこだわってしまう人、人の目 が気になる人、などにおすすめの一冊です。 事例もわかりやすく、むずかしい本ではないので、気軽に読んで みるといいと思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
相手に感謝しているという気持ちがあれば、 考えているだけでなく態度で示さなくちゃダメだ。 他人が | まったくそう、思っているが、 現実には、態度で示すこと、形で示すこ | 2008-12-07 |
いくらよいことを考えていたって、 実行しなければ何の役にも立たない。 人間を価値づけるものは | 頭の中で、どんなによいことを考えても、 すばらしいアイディアが浮か | 2007-06-02 |
人間は誰しも人に知られたくない秘密を 持っているものである。 神経質で劣等感の強い人ほどその傾向 | 自分にとっては、とても恥ずかしいことや、 これがバレたら、軽蔑され | 2007-05-23 |