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出典名: | 人の気持ちが読める人 読めない人 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 仕事・マーケティング | ||
副題: | この「頭の使い方」ができれば人生がまるで違ってくる | ||
著者: | 山形 琢也 | ||
訳者: | |||
出版社: | 三笠書房 (1998/01) | ||
本の内容: | 経営コンサルタントの著者が教えてくれる、ビジネスでの気の使い 方、気配りの仕方、生きた頭の使い方などを教えてくる本で、それ らを身につけてビジネスに活かそうと言っています。どちらかとい うと営業の方々におすすめ。 例えば、こんな事例が載っています。 いつも陽の当たらない事業部門を瞬く間に立て直していくIさんの 話です。 このIさんは、日の当たらない部門にいる部下にまずは、こう言う といいます。 「これまで以上に悪くなりようがないんだから、やりたいことを思 いきりやってみようじゃないか。気楽にな」 そして、部下がいい仕事をすると、こうほめるそうだ。 「さすがは○○君、いい仕事をするね。さすが、さすが」 さらに、企画書などを持ってくるとすぐにその場で読みはじめ、合 格点に達しないと、 「○○君らしくないなぁ。らしくない。どこか体調でも悪いのか」 と戻し、部下のプライドを傷つけることはしないそうである。 その他、仕事も段階を踏んで、あるレベルの仕事をこなすようにな ると、次のレベルの仕事を与え、その時には、こう言うそうだ。 「今の君なら、このぐらいは十分こなせるはずだから」 Iさんは、こんな部下のプライドを尊重した「気のきいた言葉」 「気配り」をし、そして生きた頭の使い方をして、事業を建て直し をしていくというのです。 こんな実際の話がいっぱいに書かれています。 正直、ここまで気を配ることが必要なのか…と思うところもありま すが、組織に入り、あるいは営業をしていくためには、このくらい の心構えは必要なのかもとも思います。 また「ビジネスライフだからこそ、人間味を忘れてはなら ない」と何度も言っています。 これから、営業力をつけたい、もっとビジネスで成功したいと思う 野心あふれる方におすすめの本です。 個人的には、ビジネスマンの奥さまにぜひ一度読んでいただきたい と思う本です。きっとご主人の仕事の一端がわかると思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
君たちはそのうちに30歳になるが、 ある日突然に30歳になるわけではない。 これから1日1日 | この話は、若い人に向けて著者が話した言葉であるが、 今の自分にも当 | 2006-11-13 |