ことば探し
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出典名: いつもカヤの外にいると思う人たち
おすすめ度: ★★★★★ ※おすすめ度について
本のカテゴリ: 人間・人間関係
副題: 「拒絶恐怖症」という心のくせ 
著者: イレーン・サベージ 
訳者: 沢木 昇 
出版社: 扶桑社 
 
本の内容: 家族心理学、カウンセリング権威の著者が書いた「拒絶恐怖症」の本。
著者は「拒絶に過敏な人のためのワークショップ」の集団療法に取り
組んでいて、その事例や体験から、この本をまとめたということです。

拒絶恐怖症とは…
「他人のささいな言動が自分に対する拒絶と思えてしまう。相手の
 ほんのちっぽけな拒絶がきわめて耐えがたい。沈黙している、賛同
 されない、誘われないだけで、自分は否定されたと思い、傷ついて
 しまう…これらはすべて「拒絶恐怖症」という心のくせなのです」

この拒絶恐怖症の後ろには、過去の体験があると著者は言っています。

著者はこう言っています。
「幼いときに受け止めた「拒絶」のメッセージの正体を明らかにし、
 さらに、このメッセージに基づいて、子どもなりに自分で作り
 あげた〈自分観〉〈世界観〉を探ってみましょう。
 もしかしたら、苦痛や恐怖から身を守ろうと、当時の環境に適応
 したはいいけれど、適応しすぎて、そのままになっている自分に
 気づく人もいるかもしれなせん。(略)
 本書を活用して、自分という人間を、新しい光りの中で見直して
 みてください。」


すぐに人から拒絶されたと思ってしまう人、子ども頃のトラウマが
ある人、アダルトチルドレンと思っている人は読んでみるといいかも。
多くの事例が書いてあり、なるほどこんなことだったかも…と、
納得することが多いと思います。

ちょっと厚めの本なので、読むのに時間がかかるかも知れませんが、
読んでみる価値がある本だと思います。 

■この本から紹介している「今日のことば」■

この本からのことば 感想 掲載日
愛情表現のスタイルは、人によりさまざまです。 人の数だけスタイルがあると言っていいくらいです。 この本の中にこんな事例が出てきます。 女性の方は、7人家族でいつも 2006-08-19
「相手の言葉を上手に確認しあう方法」 まず「相手を責めるのが目的ではない」という 前提を忘れ この自分を主体にして話す(私メッセージ=一人称)は、 とても多くの 2006-05-20
被害者意識というのは、本人にとっても やっかいなものです。 それだけはありません。 被害者意識 人はみな、〈迫害者〉〈救援者〉〈被害者〉に なりうるということです 2006-04-03

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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