ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2023年2月16日

 
タイトル
ひと言の奇跡
著者
金平 敬之助
出版社
PHP研究所 (2006/02)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
住友生命保険相互会社をへて、現在は、ビジネスマンや主婦、教育
関係関連の執筆、講演活動などを行っている著者が、心に残った
話や奇蹟のことばを紹介してくれる本。

著者は、こう言っています。
「日ごろ口に出す「ひと言」を大切にしたい。
 たったひと言が奇蹟を生む」こともあるからだ」


例えば、こんな話がいっぱい紹介されています。

 身近に、笑顔がステキな女性がいる。ある日、秘密を聞いた。
 「私の笑顔がすてきだとしたら、秘密はこうです」といった。
 学校は西本願寺派の女子高校。一年生のとき、「一日のお勤め」
 があった。場所は築地本願寺。このときの女性講師の言葉が、
 20年たっても忘れられない。
 「女性の顔は自分次第。これからが勝負です。
 以来、「いつも微笑み」を心がけるようになったからです。
 
 先輩Kさんの話。奥さんの身体が不自由になった。
 80歳を超えて主夫業を始めた。日本画も書いている。
 最近、はがきを頂いた。
 「多忙の贈り物は健康のもと」と心得て元気にやっています。

 女優の岸恵子さんの言葉が好きだ。
 講演などの終りによく紹介する。
 「人生って、気持ちがつくっていくものですね」
 最近同じような言葉を教わった。親しいご住職からだ。
 「人生は気持ちの持ち方です。
  苦しみはなくなるものではありません。
  気持ちしだいで、苦しみでなくなるのです」


このような、短くもきりっといい話が満載の本で、読んでいて、
心が澄んでいくように思います。おすすめの本です。
本を読み慣れていない方にもおすすめです。
この本からのことば 感想 掲載日
Mさんが、フィレンツェでの経験を話した。 労働許可証の再発行に行った。 一度目は長時間待たされた。 挙げ句に、「書類不足」で追い返された。 なら、提出時 男性なら、「あら、その時計すごくステキですね」 かもしれませんが、こんなひと言を言ってもらったら、 だいたいの人は、その前の怒りを許せたり、 許せなくても 2012-04-10
人には歴史があります。 これからは、若い人が 年輩者を部下に持つことが多くなる時代だ。 人には歴史がある。 その歴史を重んじる心がなければ、 その 人には歴史がある… ということをすっかり忘れがちだ。 あるいは、無視しがちだ。 今のその人(老若男女)の表面だけをみて、 この人はこんな人、あの人はすぐ 2008-09-01
作家の阿部龍太郎さんの思い出。 若いころ、井伏鱒二氏に原稿を持ち込んだ。 むりやり読んでもらった。 いきなり手厳しい批評が返ってきた。 「下手だね」 こんなふうに言ってもらえたら、 とてもほっとして、 また頑張ろうと思えるのではないか… そして、恐らく井伏鱒二氏も、 同じような経験があるから こ 2008-06-30

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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