ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2017年6月27日

 
タイトル
いつでも、逆に考えるとうまくいく。
著者
川北 義則
出版社
PHP研究所 (2004/11/25)
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
生活経済専門家の著者が、逆転の発想をもとう、そうすれば、
生きやすくなる、ということを教えてくれる本。

著者は、こんなふうに言っています。
「人間、何十年と生きていれば、これから先、つらいことも
 楽しいこともある。そんなことは当たり前なのだ。それなのに
 つらいこと、悲しいことに出合うと、自分の人生はツイてない
 と落ち込む。そんなとき、楽しかったこと、うれしかったこと
 はすっかり頭から消えている。
 一方で、自分の人生にはイヤなことは何もないと楽天すぎるの
 も考えものだ。そう感じる人はあまりに鈍感すぎるか、そんな
 人生は嘘なのである。
 長い目で人生を俯瞰すれば、人生、ときどきイヤになるくらい
 でちょうどいいのである」


例えば、こんなことが71ほど書かれています。
 ◎悩んだら「悩めるうちが花」と思おう
 ◎マジメ人間は、なぜガンになりやすいか
 ◎人とのつきあいは「わかりあえない」が基本
 ◎人生は常に「逆転劇」をはらんでいる
 ◎人生は「できちゃった婚」のようなもの
 ◎小さな悪をもてば大きな悪から逃れられる
 ◎早めに失敗を経験するのはよいことだ
 ◎常に時代の「半歩先」を行くのが正解
 ◎「モットー」や「ポリシー」は何だっていい
 ◎失敗しないために「逆演算」を覚えよう


「え、これが逆発想?それは無理があるんじゃないの」と思う
ところも結構あり、著者にしてはやや散漫で軽めの本という
印象を受けます。
ただところどころに「こういう見方は必要かも」と思う箇所も
あり、読みやすくうすめの本でもあるし、気楽に読んでみると
いいと思います。
この本からのことば 感想 掲載日
自然の世界にはムダがない。 必ず、何かの意味がある。 例えば、森林で山火事が起きる。 人間の目から見ると、火事は困ったことだから消そうとする。 でも 自然に起きる火災は樹木の世代交代を可能にする。 老木が燃えて若い木が育つ機会を与えてくれる。 それがないとどうなるか。 老木が若い木にとって代わられること 2010-03-31
そもそも人間は、自分の身に起きる現象の7~8割は マイナスに受け止めるという基本的にマイナス思考の存在だ。 生き延びるためには危険を察知しなければならない。 昔から、「一寸先は闇」ということばがあるように、 昔も今も…そして、これから先も、 先行きはいつも不透明なままなのではないかと思う。 将来に不安がなけ 2010-03-08

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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