■今日の「おすすめ本」■
2024年5月14日
- タイトル
- 100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減
- 著者
- 高橋幸枝
- 出版社
- 飛鳥新社 (2019/6/28)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
100年以上生きてきて、思うのは
「匙加減」の大切さです。
「生きていく」とは、この匙加減を見極めていく
営みにほかなりません。
人生100年時代の道しるべとして、
本書が皆さまのお役に立てれば、これほど嬉しい
ことはございません。
――本文より
精神科医として半世紀にわたり、
患者と向き合ってきた著者だからこそ気づけた、
「迷いすぎて苦しまないためのヒント」とは?
•人生とは、自分の「匙加減」を見つける旅
•あらゆる不幸は人と比べることから始まる
•誰かと話すだけで心は温かくなる
•「ちょっと不便」なくらいが体にはちょうどいい
•断わることも立派な愛情表現
•いい歳をして、見返りなんて求めなさんな
•言葉にしないと、やさしさは伝わらない……etc.
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「家族を大事に思う気持ち」は、 誰にでもありますよね。 「家族を助けたい」 「家族を喜ばせたい」 という気持ちは、 人として本能に近い気持ちです。 | 「家族だから、夫婦だから、友人だから、 言わなくても、何もしなくても、 大事に思っていることや愛情は伝わっている」 などと思い込んで、 言葉や行動で | 2020-11-21 |
私は元気なときには、 「老齢だからいつ死んでもよい」と 威勢よく話しています。 でも、 「長生きなんてしなくていい」 「死ぬことなんか怖くない | 高橋さんは、2020年1月に享年103歳で 逝去されましたが、100歳まで精神科医として、 元気に働いておられたそうです。 心から、すごいなあ…… どう | 2020-11-19 |