【3.例えば、人間心理】
多少でも知っていると、
人との接し方、自分との折り合いのつけ方など、
対応にかなりの違いが出ると思います。
「人間とはどんなもの?どんな気持ちを持っているの?
こんなときにはどんな気持ちになるの?」
などなど、深くて複雑な人間の気持ちを少し学んでみませんか?
例えば子どものこんな気持ちはどうでしょう。
知っているのといないとでは、心構えが違うと思いませんか?
以下は、『「人生学」ことはじめ』という本で紹介されている一部です。
『思春期の子どもたちは、いじめなどのことが明るみにでたとき、
「しまった」と思う反面、「ほっとした」という場合が多い。
心のどこかで「とめてくれ」と叫んでいる。
そして、誰もとめてくれないとなると、それはエスカレートせざるを得ない。』
『子ども指導ですがある程度よくなったところで、
もう一度、がらっと悪くなるという例が多いんです。
その時、先生は「裏切られた」と思うわけです。
独身の先生で、“非行少年”を下宿に連れて来て、一緒に生活をした。
その子がよくなってきたと喜んでいた矢先、先生の月給を盗んで逃げたという。
先生はもうカンカンでした。「裏切った」と、ね。
これはものすごく浅はかな考えです。
そこまでやってもらったときというのは、
子どもはそういうことをする場合が多いんです。
(先生の愛情が)本物かどうか試している……。』
こんな事例がたくさん載っていて、考えさせられます。
深い人間理解をしたいとき→人間の心理は深いなぁと思います。
わかりやすく人間心理を知りたい→とても読みやすいのでおすすめです。
◆「絶対に「自分の非を」認めない人たち」
◆「会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本」 斎藤 茂太著
斎藤さんの本はとても読みやすいと思います。
他にも、たくさん出ていますので心理学をちょっと勉強してみたい方は、
ぜひ読んでみてください。
例えば、
『「非を認めない人」をつくり出しているのは、大まかにいうと
「コンプレックス」がありすぎる人、
その逆のコンプレックスなど微塵もなく「傲慢」で、無礼な人、
そして性格的に「プライド」が高くて、他人に負けるのが悔しくてたまらない人』だと言っています。
『会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本 』は、
その題名の通り「もう、イヤ!」と思ったときに読むと、
そのイヤとどうつき合えばいいか、そのイヤの原因はどこからくるのかなどを、
わかりやすく書いています。
両本とも、人とどうつきあって行けばいいのか、
どんな気持ちを持っていれば楽かなど、やさしく教えてくれます。
自分を知りたいとき→自分を見つめてみませんか?
◆「「こころの居心地」がよくなる心理学」
◆「ありのままの自分に“YES”と言おう」 町沢 静夫著
町沢さんの本も比較的読みやすいと思います。この他にもたくさん出ています。
『「こころの居心地」がよくなる心理学』では、
「なぜ不安になるのか、なぜ傷つくのか…」
「ときには現実から逃げたっていいのです」
「待っているだけの人生では何も変わらない」
など身近なテーマを、身近な事例でわかりやすく書いてあります。
読むと、少し心が軽くなって、元気を取り戻せるかもしれません。
『ありのままの自分に“YES”と言おう』も、
とても読みやすく、いろいろな観点から、例えば
「自分に優しく生きる心理学」「こだわりを捨てる心理学」
「希望の心理学」「離の心理学」など、身近な心理を解いてくれます。
そして、
「自分を受け入れていこうよ」と語りかけてくれます。
人間というものをもっと知りたいとき→ゆっくり読むことをおすすめ。
◆「人は変われる」 高橋 和己著
この本の中に、こんな事例がでてきます。
自分と家族に対する古い解釈を変えることで、大きく人生の
航路を
変化させた女性の事例です。
「彼女は長い間うつ病で悩んでいたが、ある言葉をきっかけにそれまで
持っていた人生に対する固定観念が壊れ、自分についての新しい
解釈を獲得した。
その結果、うつ病が治癒しただけではなく、生活のあらゆる面で
ずっと自由に生きられるようになった」
このある言葉とは…
「どうしようもない」
「あきらめました」
という言葉だったそうです。
など事例を取り上げながら「変わっていく」人間心理を教えてくれます。
少し専門的に人間心理を知ってみたいと思う方には、おすすめです。
働く人の心と病気を知りたいとき→ストレスとつき合う方法などがわかります。
◆「働く人の心の病」 尾久 裕紀著
働いている人の、ストレス反応として現れる
「気分の落ち込み」「意欲や集中力の低下」などは、
心の変調を知らせる重要なサインなのですが、そのサインを
「自分はダメな人間だ」「気合いが足りないのだ」と振り切り、
頑張って、やがて何も手につかない状態に陥ったりする場合が多くなってきている
といいます。
ストレスが引き金になって、心の病を発症してしまうというのです。
そのストレスを上手にコントロールする方法や、心の病についての治療方法などを、
わかりやすく教えてくれる本です。
いろいろな事例を読むと、人ごとではないなと思わされます。
老人の心理を知りとき→介護をする方にもおすすめです。
◆「老親(としおいたおや)の心理」 長谷川 和夫著
年老いていく親とのつきあい方は、なかなかむずかしいものです。
心配のあまり、何から何まで手を出してやらせないようにしてしまったりしてしまう…
が実はこれは、とんでもないことだと著者は言います。
「どんなことでも他人がしてくれるのだから、
これほどラクなことはないと思うでしょうが、とんでもない話です。
お年寄りだからといって、なにもさせず一日中ひなたぼっこをさせていることが、
お年寄りにとってのほんとうの幸せではないのです。
人間が幸福に生きていくためには、なんらかの役割がなければなりません。
たとえお年寄りであろうとなかろうと、人が生きていくためには、
自分がこの世の中に存在しているのだという理由が必要なのです」と。
この本で、たくさん学んだことがありました。
介護をする方にも一読をおすすめします。
お願い
「おすすめの心理学本」を教えてください。メールは
コチラへ。