■今日の「おすすめ本」■
2016年2月24日
- タイトル
- なぜ「粗食」が体にいいのか
- 著者
- 帯津 良一 (著), 幕内 秀夫 (著)
- 出版社
- 三笠書房 (2004/04)
- おすすめ度




※おすすめ度について
埼玉県川越市にある「帯津三敬病院」の名誉院長と、病気や健康に役立つ食養法の第一人者の二人が書いた、粗食のすすめ。
この本で言うところの粗食とは「日本の豊かな風土から生まれた豊
かな食生活」の意味で、この本では「土産土法」というのをすすめ
ています。
「土産土法」とは、何か…これは、
「その土地で、その季節にとれるものを食べるという意味です。最
も自然な考え方は、たくさんとれるものはたくさん食べて、滅多
にとれないものは滅多に食べないということです」
これが基本だと言っています。
また、大切な食生活は、
「水、米、イモ、野菜の順」で、さらに丸ごと食べられるものがい
いとか。
さて、実際の粗食のすすめですが、最初は「この5つ」だけでもい
いと、この5つをすすめています。
(1)1日最低2回は「ご飯」をきちんと食べる
ご飯を食べる…何かを手間をかけて作りよりご飯
(2)「ジュース・牛乳」をやめて「番茶」にする
飲み物で、お腹いっぱいにしてはいけない
番茶はカロリーもなく、フッ素の量も多い
(3)たまには「五分づき米」を食べてみる
まるべく米の丸ごとを食べるのがいいが、続けるには五分づき
(4)菓子・酒・果物は「食べる順番」に注意する
まずご飯を食べて、甘い物を減らしていく。食べるなら和菓子
(5)「野菜・魚は安いものを買う」と考える
つまり季節のものを食べるということ
こんな話が書いてありますが、基本は「ご飯」。これを食べること
で、体調が変わってくるそうです。とくにアトピーの方にはご飯が
いいということです。
もし、興味があれば、読んでみてください。食の考え方が変わりま
す。この通りに出来るかどうか、別にして。
