■今日の「おすすめ本」■
2017年2月3日
- タイトル
- ギルフォード博士の子どもに自信をもたせる育て方
- 著者
- 白浜 洋征
- 出版社
- サンマーク出版 (2002/06)
- おすすめ度




※おすすめ度について
創造性教育先駆者であるギルフォード博士の理論の日本における実践者の著者が、さまざまな角度から「幼児教育」について、
教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「この本は、のべ4千人近くの幼稚園、保育園などを訪問し、
園児や先生、父母のみなさまと学びあいながらつかみつつある、
いわゆる私の幼児教育論です。
“理想の子どもなんていない、だから子育てはおもしろい”
というのが私の実感です。
「みんな違って、みんないい」という思いで、一人ひとりの
子どもに親や先生が向き合っていけば、子どもが本来持って
いる可能性が大きく花開き、自信をもっていきいきと社会参加
していける力を持てるようになると確信しています」
例えば、こんなことが書かれています。
1.人は愛によって人となる
・祝福される誕生、拒否される誕生
人生は、ここからはじまっている
・自分で問題を解決する体験こそが、
子どもの「生きる力」につながる
2.“理想の子ども”なんていない!
・子どもを変えることはできない
しかし、親が変わることはできる
・「考える力」の出発点は感動すること
心の躍動がやる気を引き出す
3.いきいきとした知力を育てる
・自分で考える体験の積み重ねから
柔軟な発想が生まれ、知能が発達する
・子どもの強さを信頼し、多様な価値観を
身につけさせよう
巻末に、年齢別生活習慣のめやすと「SI(幼児教育プログラム)あそび」の一部が紹介されています。
この本を読むと、「考えさせる教育」の大切さ、親の行動の大切
さなどが実感としてわかります。
子育てに悩んでいる方、幼児教育に携わっている方、また、人を
育てる仕事についている方は、読んでみるといいと思います。
| この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
|---|---|---|
| 問題が生じたとき、 何をしなければいけないか、自分で気づいて(問題発見) 問題から逃げないで自分で考え、自分でなんとか やってみる(問題解決)。 私は「 | この本では、 「人間は生きているかぎり問題と直面する。 親が代わって問題解決してあげると、 子どもは考えようとしなくなる」 ということを言っていて、 | 2010-11-24 |
