■今日の「おすすめ本」■
2017年5月1日
- タイトル
- だから、あなたも負けないで
- 著者
- シンシア・カーシー
- 出版社
- イーハトーブフロンティア (2001/10/26)
- おすすめ度




※おすすめ度について
この本には、自分のやりたいこと、できること、やれること、そして夢を何があっても、どんな困難にぶつかっても、決してあきらめ
ず乗り切って、自分の夢をかなえた人々のノンフィクションストー
リーが11ほど収められています。
例えば、こんな話です。
《レグソン・カイラ》
アフリカの貧しい青年レグソン・カイラは、大きな夢を心に抱き、
2冊の本、小さな斧と、毛布を手に、アメリカを目指して、徒歩で
4800キロの長い旅に出ました。
アメリカの大学に入るためです。その道々で、倒れたり、挫けそう
になったりします。しかし、彼は歩きつづけたのです。そして…奇
跡は起こります。
《ノリーン・エアズ》
ある日先生が「あなたは文章を書く才能があるわ」と言いました。
この言葉が、14歳の少女の一章を変えました。
このひと言を胸に小説を書き続けましたが、35年間も不採用続き
でした。しかし、書くことをあきらめたことはありませんでした。
そして52歳の時に初めて小説が採用されたのです。
《リンダ・ブレムナー》
最愛の息子アンディーは、6歳でガンに冒され希望を失いかけてい
ました。母親のリンダは、息子の笑顔を取り戻すために「秘密の友
だち」というアイディアを思いつき、毎日、息子のアンディーに手
紙を書いて送りました。しかし、アンディーは12歳で亡くなりま
す。
しかし、それからリンダは、同じ難病の子に、手紙を送ろうと考え
、毎日、毎日難病の子に「秘密の友だち」として手紙を書き続ける
のです。その活動は多くの人に知れ渡るようになり、全米でも有名
な活動の1つになります。
こんな「あきらめない人々」の話が書かれています。どの話も本当
にいい話で、力づけられます。こんな人たちがいるんだ…と知るこ
とは、自分の道をも照らしてくれるものです。
