■今日の「おすすめ本」■
2017年8月28日
- タイトル
- 考え方と生き方を変える10の法則
- 著者
- ビル オハンロン
- 出版社
- 主婦の友社 (2000/12)
- おすすめ度




※おすすめ度について
アメリカ在住で、家族、夫婦関係の解決志向型カウンセラーの著者が、「原因をあれこれと考えるより、まずは、解決を」と
いうことで、解決志向型アプローチで問題に立ち向かい、状況を
変えていく方法、ヒントなどを具体的に教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「「ジミーが怒りっぽいのは、自分に自信が持てないから」
「出会いがないのは、私が引っ込み思案だから」
「性生活がうまくいかないのは、性的虐待を受けたから」
「彼女は失読症だ。うまく読み書きできないのはそのせいだ」
だが、失読症だったのに成人して作家として成功した人はいる
し、引っ込み思案だったのに俳優や講師になった人も、性的
虐待を受けても満足のいく性生活を送っている人もいる。
彼らは、心理学的原因分析に人生の方向を決めさせなかった。
起こってしまった問題の原因ばかり追及するのではなく、まず
解決策を探して行動する《解決策志向型アプローチ》で問題に
立ち向かい、状況を変えるために何ができるかを考え、それを
実行していくことが大切、まずは、それから」
例えば、「考え方と生き方を変える法則」では、
「成功するパターを見つける」ことが大切で、そのために、
1.「問題が起きそうで起きなかったのはどんなとき?」
2.「問題が終わりに向うのはどんなとき?」
3.「間違った状況でうまくいった解決パターンを利用する」
4.「問題がそれ以上悪化しないのはなぜ?」
と、逆から見てみるといいそうです。
「なるほど、そんな見方もあるな、解決方法もあるんだ」と、
とても参考になることが多く、具体的なので実行もできます。
いつも頭であれこれと原因を考えて「だから出来ない」と結論
をだし、結局何もしないより、まずは行動を起こすことが大切
だとわかりました。できれば、楽しんで。
おすすめの本です。
| この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
|---|---|---|
| 24年以上、夫婦セラピーをおこなってきていえるのは、 これまで結婚や夫婦関係について見聞きした不和の多くが、 カップル双方、またはどちらか一方がちょっと冷静 | 夫婦関係だけでなく、親、子ども、友人、仕事場でも、 口論になるときのパターンは、似通っているといわれている。 人には、ここを押されると、これを刺激されると、 | 2010-06-16 |
| 問題を解決する簡単で効果的な方法は、問題と 比較的楽に関わることができた時のことを思い出して、 そのときとった行動を今度は意識的にやってみることだ。(略) | この本では、いろいろな角度から、問題解決法を探っていき、 それを試してみようと提案しています。 例えば、具体的にこんなことをしてみたらどうかと言っています。 | 2010-06-09 |
| 同じことを何度もくりかえして、 違う結果を期待するなんてばかげている。 なにかがうまくいかないと、私たちは同じことを、 今度はもっと熱心に、集中してや | 人は、自分のやり方にとてもこだわりがあって、 そのやり方から、なかなか離れることができないらしい。 自分を振り返ってみても、同じ結果ばかりでて、 「な | 2010-06-07 |
