■今日の「おすすめ本」■
2005年4月23日
- タイトル
 - お金がなくても平気なフランス人お金があっても不安な日本人
 - 著者
 - 吉村 葉子
 - 出版社
 - 双葉社
 - おすすめ度
 



                    
                        ※おすすめ度について
                    
                
                
                        著者は、20年間パリで暮らし、現在は生活文化研究家の吉村さんで、その経験から、この本を書かれています。
フランスでは、小学校に入るときの入学式はなく、
配られる教科書はなんと
「ずっしりと重いなん冊もの教科書、
それは、ハードカバーにかかった透明なはずのビニールがくすんだ、
なん代もの子供たちに使い込まれたセコハン教科書」
なのだそうです。
新入学だから新しいモノを揃えるという習慣はフランスにはなく、
セコハン教科書などを使うことを通して、
古いモノを大切に扱うことなどを学んでいくのだそうです。
また、フランスには、
●お返しという習慣も、
●お中元やお歳暮の習慣も、
●日頃の感謝をこめてモノを贈るという習慣もない
そうです。
ちょっとびっくりですが、そんな
「フランス人の合理的な話」「フランスの常識」が
いっぱいつまっていてとても面白いです。
日本の常識って??って考えさせられます。
とてもおすすめです。
