■今日の「おすすめ本」■
2005年5月6日
- タイトル
 - 老親(としおいたおや)の心理
 - 著者
 - 長谷川 和夫
 - 出版社
 - ごま書房
 - おすすめ度
 



                    
                        ※おすすめ度について
                    
                
                
                        年老いていく親とのつきあい方は、なかなかむずかしいものです。心配のあまり、何から何まで手を出して、やらせないようにして
しまったりしてしまう…
が実はこれは、とんでもないことだ著者は言います。
「どんなことでも他人がしてくれるのだから、
これほどラクなことはないと思うでしょうが、
とんでもない話です。
お年寄りだからといって、なにもさせず一日中ひなたぼっこを
させていることが、お年寄りにとってのほんとうの
幸せではないのです。
人間が幸福に生きていくためには、
なんらかの役割がなければなりません。
たとえお年寄りであろうとなかろうと、
人が生きていくためには、
自分がこの世の中に存在しているのだという理由が必要なのです」
その他、お年寄りは…
●同情されることが大嫌いです。
●希望と夢をいつまでももちつづけています。
●心と体の健康を自分の手でつくろうと考えています。
●自立心と自尊心をけっして失いません。
などが書かれています。
私は、この本で、たくさん学んだことがありました。
介護をする方にも一読をおすすめします。
