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出典名: | 働く人の心の病 |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 心・心理学、心の病 | ||
副題: | 心身症・うつ病を理解し、克服する 産業医だから書ける現代の心の病の原因・メカニズム・治療法 からだ読本 | ||
著者: | 尾久 裕紀 | ||
訳者: | |||
出版社: | 山海堂 | ||
本の内容: | 著者は、企業現場のサラリーマンを間近で診ている産業医です。 この産業医の目から、 「サラリーマンのストレスの現実や、どう理解して、 どうつき合っていけばいいのか」などを教えてくれます。 働いている人の、ストレス反応として現れる 「気分の落ち込み」「意欲や集中力の低下」などは、 心の変調を知らせる重要なサインなのですが、そのサインを 「自分はダメな人間だ」「気合いが足りないのだ」と振り切り、 頑張って、やがて何も手につかない状態に陥ったりする場合が 多くなってきているといいます。 このストレスが引き金になって 心の病」を発症してしまうというのです。 例えば、こんなサラリーマンの事例がでてきます。 ●「不眠とじんましんに悩みながら、ストレスの自覚がない」 ●「何度も病欠を繰り返すエリートサラリーマン」 ●「心と身体が疲れ切って迷路のなかで身動きできなくなった」 ●「不本意な異動でエリートのプライドが傷つけられた」 この本を読むと、人ごとではないな、と思わされます。 サラリーマンのストレスについて、知るにはとてもいい本です。 |