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出典名: | プラス思考だけじゃダメなんだ! |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 考え方・ノウハウもの | ||
副題: | 「報酬系」と「罰系」が生き方のカギを握る | ||
著者: | 川村 則行 | ||
訳者: | |||
出版社: | サンマーク出版 | ||
本の内容: | 神経センター心身症研究室室長で、心療内科医の著者が、さまざまな クライアント(患者)の事例や生き方、人間の脳の免疫構造研究から このように実感するという。 「人間は、いつでもどんなときでもがんばればいいというわけじゃない。 ときには、元気になるために、生き生きと人生を過ごすために、 弱くなったほうがいい場合もあるのだ。 弱くなることは悪いことではないし、ネガティブな生き方でもない(略) いままではマイナス的にとらえられていた「自分の弱さを認める」 行為は、実は体を元気にするためにも、気持ちを楽にさせるためにも 通るべき道なのだ、ということなのである。 いまの時代はプラス思考だけで生きていこうとするのは無理がある のだな、ということである。」 逆説的に聞こえるかも知れませんが「自分の弱さを知れば強くなれる」 と、教えてくれます。 例えば、こんなことが書いてあります。 ◎脳の中にある報酬系と罰系 ◎「何でもプラス思考」の落とし穴 ◎ストレスは喘息やアトピーを悪化させる ◎「性アホ説」で生きてみよう ◎自分を許そう、他人を許そう ◎自分の幻影と戦うな ◎だから、プラス思考だけじゃダメなんだ! 聞き慣れない脳の働きである「報酬系と罰系」の話しもわかりやすく説明 されていて、「自分の弱さを知れば強くなれる」ということが、科学的にも、 裏付けがあるのだとわかります。 プラス思考に違和感のある方、自分の弱さをなかなか認められない人など、 一度読んでみると、腑に落ちることがいっぱいあると思います。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
(心理学者E・B・ハーロックの研究より) 小学生を集めて3つのグループ分けをし、 足し算のテ | この本では、この結果についてこう解釈している。 「漠然としたいい方 | 2007-05-26 |
私たちはえてして、次から次へと幸福を求めようとしがちだ。 常に明日の幸福、来年の幸福、何十年も先の | いまの幸福が感じられなくて、 未来に幸福が感じられるだろうか… いま | 2006-12-03 |
人は、自分がだれかによって、 何かによって 支えられているのだと気づけば、謙虚になれる。 | この本では、こう言っている。 「私たちはいろいろなものに支えられて | 2006-05-29 |
自分にはできないとわかったときに 「できない」と自分で認めること、 つまり自分の弱さを自分で認め | ときどき… 何もかもがイヤになったり、 何もかも投げ出したくなったり | 2006-04-10 |