ことば探し
★パートナー(あるいは周り)の反応に恐れず、自分を素直に表現しています★

■今日の「おすすめ本」■

2020年9月30日

 
タイトル
人間としてどう生きるか
著者
渡辺和子
出版社
PHP研究所
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
ノートルダム清心学園理事長(2003年現在)の著者が語る「人格論」
といっても、この本は授業でしている話を、そのままテープに
起こして編集した本なので、読みやすくなっています。

学生達に向かって話してはいますが、話の内容は、
かなりきっちりとしていて、これは学生以外の人も読んだ方が
いいなと思われるような話がたくさん書かれています。
キリスト教のシスターなのですが、宗教色はそれほど
出ていないと思います。多少は出てきますが。

この本の冒頭で
「礼儀と名前」を大切にしてほしいと
、言っています。

「挨拶くらいとおっしゃる方があるんですけれども、
 私は、挨拶さえできない人に、なにができるだろうかと
 考えています。
 その意味で、挨拶という、今、日本の国から失われかけて
 いるもの、それに対してこだわりを持っております。(略)
 私自身が礼儀をわりにたいせつにするのは、礼儀は
 人間性というものと深くかかわっていると思うからです」

「ある方の研究によりますと、名前が好きになると
 いうことは、自分が自分を受け容れることに
 つながっているんだそうです。
 自分が嫌で嫌でしょうがない人は、自分の名前が好きに
 なれないみたいです。
 いずれにしても名前というものは、その人を表すものと
 してたいせつなものです」


とても大切なことが、ぴしっと書かれていて、
とてもいい本だと思います。
この本からのことば 感想 掲載日
生まれつき怒りっぽい性格をできるだけ抑えて、 時には爆発させながら、一生を終えた人、 ところが一方では、ほんとに穏やかな性格で生まれた方が、 そのような一 昔、こんな言葉をよく聞いた。  誰も見ていなくても、  「御天道様」(おてんとさま、または、おてんとうさま)  が、みている。 今は、こんな言葉 2009-10-02
毎日というものをただ年をとっただけで 過ごしたのではあまりにも悲しいと思います。 年をとるとともに、何か身についてきている。 そして、それがいわゆる垢 毎日というものは、 何をしなくても、何が出来なくても、 逆に、あれこれあっても、 何も考えなくても、思わなくても、 あれこれ考えても、思い悩んでも、 2007-10-14
「人見るもよし、人見ざるもよし、  我は咲くなり」 という言葉がございます。 一生の間には、人さまが見てくださる 時期もあります。 一年の間にも、 「人見るもよし、人見ざるもよし、  我は咲くなり」… 私もとても好きなことばです。 (武者小路実篤のことばだったような…) 「我は咲くなり」… 2005-07-06

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

「ことば探し」トップページへ ▲このページのトップへ