ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2018年11月7日

 
タイトル
「日本人」という病
著者
河合 隼雄
出版社
潮出版社
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
日本の臨床心理学の第一人者の河合隼雄さんが、長い間の、
体験を通じて、自分の病名は「日本人」であるとわかったと
言っています。
これは、すごい病気だと…。

しかしこの病気は「治らない」と言いきっておられます。
なぜなら、治ったら日本人と言えなくなるからです(笑)

そして、大切なことは、
「自分の病(日本人)を癒すとか治すのではなく、私の仕事は、
 病を深めることであると考えるようになりました。
 病気をうんと深くする。
 深く病むと、あまり他人に害を与えません。
 病気を深く深くもっていけば、病気であるということは、
 ほとんど他人にはわからなくなってきます」

という謎のような言葉を言っています。

また、こんなふうにも言っています。
「いろいろ簡単に批判的な評論をする人は、ほとんど、
 自分の病を忘れているということです。

 自分も日本人病にかかっているはずなのに、まるで、
 健康であるかのような言い方で、「あれやれ」「これやれ」
 と言われるのです。
 「お前、本当に日本人か」と言いたくなるときがあります」


日本人ってどうなの?、また、日本の持っている良さを活かしながら、
このボーダーレスの現代社会でどうバランスをとって生きていくのか、
そういうことを、いろいろな事例から教えてくれる本です。
この本からのことば 感想 掲載日
日本人が これまでやってきた人間関係のやり方は、 話しなんかしないでも 以心伝心でだいたいピタッと わかるというのが好きなのです。 それで、皆一緒じゃ 小泉さんは、 「説明をしている」「説明をしてきた」と 力説しているが、どうしてもそうは見えない。 私たちに向かって、 本当にわかって欲しいという 2003-03-24

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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