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■今日の「おすすめ本」■

2018年1月26日

 
タイトル
こころの健康学
著者
大野 裕
出版社
日本経済新聞出版社 (2007/06)
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
うつの専門家で、精神科医でもある著者が、こころの悩み、スト
レスから、フッと楽になる心の処方箋をアドバイスしてくれます。
そのために、がんばりすぎないことが大切だということです。

著者は、こう言っています。
「「がんばらない」ということと、「手を抜く」ということや
 「怠ける」ということはけっして同じではないのだ。
 もちろん努力することは大切だし、ほどほどにがんばることも
 必要だ。しかし、あまりがんばりすぎると心も体も疲れてくる。
 がんばらないといけないという気持ちでいっぱいになってしまっ
 て余裕がなくなる。そうすると、自分の思いばかりが強くなって
 自分の置かれている状況や問題を適切に判断して対処することが
 できなくなる。
 「がんばらない」というのは、「がんばらなくてはいけない」と
 いう自分の思い込みから一時的にでも自分を解き放してみること
 でもある。そうすれば、いろいろな考え方ができるようになるし
 問題に柔軟に対処できるようにもなってくる」


例えば、こんなことが書かれています。
 ◎悪い想像をしすぎて自分の行動を縛っていないか考えてみよう
 ◎いつものペースで動けないときもある
  ペースを落としてできることから少しずつ始めよう
 ◎思い悩んだところで、将来どうなるかわからない
  長期的な展望は必要だが、まずは目の前の問題を一つ一つ
  解決しよう
 ◎つらい体験をしたときは、最初は現実から目をそらす時間を
  とろう。落ち着いたら少しずつ具体的な問題解決を
 ◎強気になったり、弱気になったり
  揺れる気持ちを制御するには、相談すること、紙に書き出して
  みること
 ◎つらい気持ちを無視したまま騒いでも気持ちは晴れない
  そんなときは焦らずゆっくりした方がいい
 ◎仕事が進まずつらい
  あまりにもつらいなら、思い切って休む勇気も大事
 ◎職場から離れて自分を見つめ直す場所があると気持ちが楽に
  なる
 ◎できるときにがんばることは大事
  でもそのために無理を重ねるのは問題
 ◎うまく気持ちを通じ合えなかったと自分を責めても状況は
  改善しない。意識的に現実の問題に目を向けよう


毎日の生活の中からの身近な視点で、具体的に書かれているので、
わかりやすく、受け入れやすいと思います。自分の思い込みは、
自分ではなかなか推し量れないものですが、この本に書かれている
ような視点を持てれば、フッと楽になると思います。
この本からのことば 感想 掲載日
休めと言われても休めないのは、 自分の限界を認められないから。 限界を認められないのは、精神的に疲れているから。 精神的に元気なときであれば、 自分 休むことに、妙に罪悪感を持っている人がいる。 まるで、休んだら、自分の価値が下がるとか、 自分には休む資格はない、と思っているかのように。 もちろん、何か 2008-11-02

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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