ことば探し
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■2019年06月20日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

レオナルド・ダビンチにせよ、アインシュタインや
エジソンにせよ共通しているのは、自分のオリジナルの
仕事を行うにあたって、誰かと議論したり、
また他人の意見を参考にするということが皆無であった。


それゆえもちろん、失敗も多い!
多いというか着想のほとんどは、没だったに違いない。
ただし、それにくじけない頑固さを持っていた。
ともかく唯我独尊なものだから、いくら失敗しようと、
いくら周囲が注意しようと、まったくこりることなく
耳を貸すこともなく、試行錯誤してついに、
彼の目指すゴールにたどりついたのである。
コミュ障の人ならではのなせる業であると、
いえるのではないだろうか。


出典元 コミュ障 動物性を失った人類 正しく理解し能力を引き出す
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 正高 信男

まゆの感想
この本によると、
レオナルド・ダビンチは、大変無口で、あちこちの街を移動して
暮らしながらもその地域の言葉を全く習得せず、話さず、
ヘンな言葉を話すやつとして疎外され続けていた、そうです。
そして、疎外されていたレオナルドが、心から没頭したのが、
人体の解剖で、周囲から大ひんしゅくをかっていたそうです。
それでも、人体を知りたいと一年にだいたい二体のペースで
死体を(腐ってきたとしても)スケッチし続けたそうです。

またアインシュタインは、幼少期の頃から口が遅く、
なかなか話さず、小学校に入っても知能に遅れがあるのではないか、
と心配され、周囲から「のろま」と呼ばれ、異端児扱いを受けるほど
時間があれば「ボーッ」としていたそうです。
(このときに、夢想しつつ相対理論について考え始めていたとか)
そして「お前がいるだけで、権威がそこなわれる」と学校から、
追い出されてしまったとか。

エジソンも、学校で先生の話を聞いていて、興味をひく話題を
耳にすると、完全に自分の世界に入ってしまい、後の授業は、
全く受け付けず、あげくに退学した、ということです。

この天才たちに共通しているのが、周囲と
コミュニケーションをとらなくても、とれなくても、
全く平気であって、というより周囲が目に入らず、
コミュニケーションをとるより、興味のあることがあり、
自分を貫き通す強さがあった、ということです。

この3人の偉大な天才たちと比較するのは
大いに気がひけますが…(苦笑)
現在の日本では、気配りのできる人、空気を読む人、
コミュニケーション能力が高い人、がよいとされる強い流れが
ありますが、ふと、あまりにそうなりがちで、
自分の内からの思いや強さが失われているのかもしれないな、
などとと思ったしだいです。

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