私は自分の目標が半分達成できていれば、
それで十分と思うようにしています。むしろ
「50%の力を出し切ることができて、ありがたい」
と感謝をします。
これは私が年齢的に「無理がきかない」という
理由も大きいかもしれません。
ですが、長年生きてきて得た知恵でもあります。
できた部分については喜び、できなかったことについては
謙虚に受け止め、能力を冷静に把握すること。
私はこの態度を「聖なるあきらめ」と名付けています。
「聖なるあきらめ」で大切なのは、
ただ「あきらめる」のではなく、
「自分の身の丈を知る」ということです。
人は、完璧に何でもこなそうとしたり、
能力以上のことに挑むとき、
苦しくなったり無理が生じるものです。