■2015年08月26日の「今日のことば」■

「今日のことば」

あなたの頭の中には、「もう１人のあなた」がいる。
こんなことを言うと、「おいおい、多重人格かよ」
「ドラマじゃあるまいし」と思う人もいるかもしれません。
まあ、そう思うのが大人というものです。（略）

しかし、仕事のうえでも、人間関係のうえでも、
「自分のなかに別な自分がいる」と捉えたほうが
うまくいくことがあります。たとえば、
「ダメダメくんな自分が、今日はやたら顔を出す、
　ま、しばらく放っておけばおとなしくなるだろう。
　あまりかまうと増長するから」
「今日はイケイケくんが絶好調。
　がっちり仕事を進めておこう」
そんな観察的な視線をもったときです。

自分を成長させていくうえでも、
誰かを成長させていくうえでも、
この「もう１人のあなた」を客観的に観察し、
どうすればそのふるまいをうまい方向にもっていけるのかを
工夫することが大切です。

		出典元	仕事が変わる「５つの脳グセ」
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	篠原菊紀 (著)

まゆの感想

自分の中に、ときに違う自分が出現すると私は感じています。
でもそれは、多重人格とかではなく、たとえば、
いつもは、それほど感情の起伏が激しくないのに、
何かでカチッとスイッチが入って感情が変わったり、
なんとなく怒りいっぱいになったり、不愉快になり、
自分でも、押さえるのがむずかしいときなどです。
そんなときには、

「あ～あ、いきなり気分が悪くなったね。
　そっか、原因はあれだね、いろいろと重なりすぎたからね」
とか、
「なんで、こんなにイライラするんだろうね…
　体の奥からイライラするね～困ったね～」
「あれ～変だね、今日はね」
と、自分の感情や気分の変化に驚きつつも、
「まあ、こんな日もあるさ、きっとそのうち落ち着くね」
などと、客観的に見たりしています。

また、ときには、妙に自信がわいてきたり、
やる気がモリモリとわいてくるときもあり、良い気分で、
仕事も掃除も整理もスイスイとできるときもあります。
そんなときは、
「今日は気分がよくてよかったね～ふふん、
　こんなときは、あれもこれもやっちゃおう」
「いいね、いいね、良い気分だね～」
と、いつもと違う自分を生かすことにしています（笑）

自分の頭の中に、別の自分がいると思うと、
その自分と会話もでき、自分を客観視でき、
冷静になれるし、気分転換もできるように私は感じています。
みなさまには、こんなことはありませんか？