■2014年12月08日の「今日のことば」■

「今日のことば」

プラスもマイナスも隠さず伝えること。
プラスの情報も、マイナスの情報も、
上司にはつまびらかに伝えることが大切。
言いにくいことほど、相手には重要な情報です。

企画を提案する時にも同様。
「ＮＯ」と言われないよう、企画のプラス面ばかりを
強調する人もいますが、マイナス面を隠そうとすれば相手は警戒し、
「ＹＥＳ］が遠のいてしまいます。

上司や部署全体にとって、どんなプラスがあるのか。
企画の概要とメリットを説明したら、上司が気にしそうな
デメリットについても、相手に指摘される前に自分から伝えましょう。
もちろん、その対策もしっかり考えておくことが肝心です。

		出典元	アサーティブ―「自己主張」の技術
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	大串 亜由美

まゆの感想

企画書だけでなく、いろいろな場面で、
マイナスの情報はなかなか伝えにくいものです。
マイナスのことがあるから、この企画は通らない、突っ込まれる、
怒られる、きっと評価されない、嫌われる、などなどと、
いろいろと考えてしまって。

でも、考えてみれば、プラスばかりのことなんてないはず。
プラスばかりの人もいないはず…
どんな企画でも、かならずリスクもマイナス面もあるはずだし、
どんなできる人でも、プラス面だけでなく、得手不得手もあるし、
マイナス面だって持っているものです。

そうわかっていても、マイナスを言うこと、
マイナスがみえることを、どうしても恐れてしまいますよね。
言いたくないですもんね。
でも、実は、
「マイナスを言わないことが、逆にマイナスになることが多い」
そうです。
プラス面ばかりの企画書や情報は、やや嘘くさく感じ、
かえってマイナス面を探したくなるし、「ホントにそうか？」
と疑問も抱きやすいし、なにより、何かあったとき、
「なぜ、そのことを最初にいわなかったんだ」
と、なることが多いからです。

そのマイナスを補う対処方法や対応方法などもしっかりと考え、
対策をとりつつ、マイナス面を恐れず伝える勇気をもちたいと
思ったしだいです。