■2014年05月27日の「今日のことば」■

「今日のことば」

思いっきり不安がったり、悩んだりすることで、
物事が好転するなら、大いに不安がり、悩みなさいといいます。
しかし、実際は不安に思おうと悩もうと事態は何も変わりません。
不安や悩みには、状況を変える力がないのです。
不安や悩みというものを少し検討してみましょう。

・将来起こることについて考えている
・期待したことと反対の結果が出ることを恐れている
・何も対応処置をする気はない
こんなところです。しかし、結局、

・将来のことですから、何が起こるか誰にもわからない
・期待したことと逆の結果だって起こる可能性はある
・自分にできる事前処置は何もない

ということは明白ですから、それを理由に不安がったり、
悩んでも意味がないということです。
それでは、どのように考えればいいのでしょうか？

◎不安を解消できる手はないか考える
◎事前に手を打っておく
◎後は、天にまかせる
これだけでしょう。

		出典元	カンチガイしている人のための気づきの技術
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	弓場 秀樹

まゆの感想

不安や悩みには、

・怖くなる
・やるのがイヤになる
・自信をなくす
・暗い気持ちになる
・身動きとれなくなる
・悪いことばかり浮かんでくる
・良いことが見えなくなる
・同じことばかり考える
・生きるのがイヤになる
・周りにも不安を振りまく

などなどの強い負の力があります。
そして、このスパイラルに巻き込まれると、
ますます自分を追いつめることにもなりがちです。

不安や悩みに陥ったなと思ったら、
不安や悩みがあったままでいいから、
まずは、散歩したり、運動したり、買い物にいったり、
片付けものをしたり、料理をするなど、
とにかく身体を動かすことが大事だといわれています。
すると、体中の血が動き、脳に新鮮な空気が入り、
違う視点にも気づきやすくなります。

いったんそうしてみてから、
◎不安を解消できる手はないか考える
◎できれば、解消方法と自分ができることを紙に書いてみる
すると、前向きな方向も見えてきますからお試しを。

自分の力を使うなら、自分の力をうばう負の力でなく、
自分の力をだせる前向きな力に使っていきましょう、
もったいないですから。