ことば探し
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■2014年03月18日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
魔法の数七(マジカル・ナンバー・セブン)という
ことばをご存じだろうか。
曰く(いわく)多くの人間が、七つまでの情報は、
一気に把握できるが、八個を超えるととたんに難しくなる。
また、六個の情報よりも、なぜか七個の情報の方が、
心理的な納まりがよく、忘れない。
子どもたちに何かを伝えるときは、
「六つのルール」や「八つのルール」よりも、
「七つのルール」の方が意識への納まりがよく、忘れにくい。(略)

ヒトの脳には、
瞬時の認識のために使われるレジスター(入れ物)の
ようなものがあり、そのうちの七つは、原初的なもので、
特に訓練しなくても、誰もが使える。
このため、七つの情報(七つでくくられる情報)までは、
人はつかみやすいのだ。
また、七つのレジスターが満杯になると、意識全体に、
「すべて取り揃った」「一巡した」という感覚をもたらす。
ヒトの脳は、百人百様のようで、意外にシンプルである。


出典元 運がいいと言われる人の脳科学
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 黒川 伊保子

まゆの感想
だから、こんなことになっているのではないかということです。

「多くの古代宗教で七日を一括りとしたのは、この脳の
 認知特性と無関係ではないと思う。
 キリスト教やイスラム教の「一週間」という生活単位だけでなく、
 仏教にも「初七日、二七日…」という数え方がある。
 死者の魂は、成仏するまでに七日ごとに七つのステップを上がり、
 七七日(四十九日)を持って完遂する。
 これは、弔う人の脳に七日ごとに、
 「一巡した感じ」すなわち何かの納得があり、
 これを七度重ねるといっそう深い納得をもたらすことに
 相呼応しているのではないだろうか。
 こうして、「七日」という単位の《納得》が、
 二千年以上も世界中の人々の暮らしを支えてきたことを思うと、
 こういう自然の感覚、脳のとっさの感性の部分は
 個人差がほとんどなく、人類普遍なのがよくわかる」

ということで、黒川さんは、

「「どんな絶望感も四十九日。
  失恋の痛みも、術後の身体の不調も、
  とりあえず七週間耐えてみて。
  きっと先が見えてくるから」
 とアドバイスするのだが、
 「それは、嘘のように本当だった」
 と必ず言われる」

そうです。
何かあったら、まずは一週間耐えてみて、
四十九日考えて、そうしてから決めてもいいのかも…
なんて思ったしだいです。

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