■2012年12月14日の「今日のことば」■

「今日のことば」

我がままだってことは、いつでも、どんなことでも、
思い通りにしたいっていうことで、そうならないと不幸になって、
欲求不満になる。泣き声で不平を言う。
一番悪いのは、偽善者ヅラをする。
天気さえ君に合わせてくれなくちゃならない。
我がままのせいで、君の持っている夢のあらゆる否定的な
側面ばかりが見えることになる。
非現実的で、つまかえどころがなくて、脆いユートピアだ。

だから君は、
「今すぐ欲しいの。それも、苦労なしに。
　そうでなくちゃ、こんなものすぐに放り出してやる」
と、泣きべそをかいてる。
我がままのために、難しいことをしない、
なんてことになっちゃいけない。

夢を行動に、だよ。
夢を幻想に、そして幻想を無に、じゃないんだからね。
実行に移せる夢を選んで、それを達成して、
その結果として、自分を強くする。
それから次の夢、その次、またその次、
というふうに可能性を開いていく。
そうして最後には、欲しかったものすべて、一見不可能に
見えたことも、それ以上のことも手に入れるんだ。

しかし君は、我がままだから、手に入らない夢を選んでは、
いつも、それが手に入らないと言って嘆く。
走ってうちに帰って、ベッドに倒れ込んで、
おしゃぶり毛布を抱いて、みんななあれをしてくれなかった、
これをしてくれなかった、と言って泣くんだ。
「誰も私のことをゼンゼンわかってくれない！」ってね。
そういう嘆きは君を本当に消耗させるんだよ。
きっと達成できることを選ぶんだ、わかった？

		出典元	きっと、あなたは成功する。
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	ミルトン カツェラス

まゆの感想

若い頃に、誰かに教えてもらいたかった、
力強く言ってもらいたかったことばだなぁ…なんて、思いました。
もっとも、若い時なら、聞く耳をもっていないし、
意味もわからなかったかもしれませんが(笑)
それでも、何か伝わることはあったろうなぁと思います。

若い時には、気づけないこと…いっぱいあります。
見えないこと、わからないこと…いっぱいあります。
自分の我がままな勝手な言い分なのか、正当な言い分なのかも
わからず、世の中の理不尽さに嘆いたり、
人に対して過大な要求をしたりもします。
それが、若さでもあるのでしょうね…

大人になってくる過程で、
夢を達成していくには、努力と苦労があり、
いつも思い通りにいかないことを学び、人に多くを望まず、
自ら行動して、自分の夢をつかんでいくしかないと知ります。
自分の力がどのくらいかも…
しかし、やったことに無駄はなく、体験として自分のものになり、
必ず次の道につながっていく…その道は、夢につながっている、
このようなことは、大人たちが、
伝えていくべきことではないかと思えます。

若い方に、夢なんてかなわない、やっても無駄などとではなく、
夢を持つこと、夢を追うことをあきらめずやってみること、
そんなことを伝えていきたいものだ、そのためには、
自分もそのような生き方をせねば…と思っているところです。