ことば探し
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■2007年05月27日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
この世は嘘つきだらけで、誰の言うことも信用できない。
そう思うのには2つの理由がある。

ひとつは、当の本人がしょっちゅう嘘をついていて、
他の人間も同じだと思っているから。
もうひとつは、
本人の行動が周囲の嘘を誘発してしまうためだ。
実際には後者の方が多いだろう。
その人に真実を告げると
感情的になったり、攻撃的になったりするので、
怖くて誰もほんとうのことが言えないのだ。
すぐ怒りだしたり、執念深く恨みを抱き続けたりする相手には、
誰も真実など言いたくない。
(略)

親が子どもに真実を言わせておきながら、
内容が気に入らないといって子どもを罰していたら、
それは自己保身のために嘘をつけと教えているのと同じだ。

回りの人が、ほんとうのことを言っていないと感じたら、
自分の行動や態度を見直すのが先決だ。


出典元 嘘つき男と泣き虫女
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ

まゆの感想
私はかつて、
「おまえは、嘘つきだ」と言われ続けた時代がある。
私は、とても事実を話すことができなかったのだ。
怖くて、恐ろしくて。
その人に、事実を正直に話しても、喜んではくれないことが
わかっていたので、怖くて嘘をついていた。
怖くて、その場を逃れるために嘘をついた。
嘘をついたというより、真実を隠した。
そして、どちらにしても、よく責められた。
「嘘つきだ」と。

あの頃にはわからなかったけれど、今になって思う。
嘘をつかれる人には、嘘をつかれるだけの何かがあると。
事実を隠される人には、隠されるだけの何かがあるのだと。

事実を正直に話しても、それを信じてくれない人に、
話すことによって、怒りを招くことを知っている人に、
話したことの勇気や苦しみをわかってくれない人に、
事実や本当のことを正直に話すだろうか…

少なくても、あの頃の私には出来なかった。
事実や本当のことを話さないでいることが、
あの頃の精一杯の自己防衛だったような気がする。
そして、今でも、怖さがあれば、出来るだけ
嘘にならないような言い回しをしてお茶を濁すと思う。
「嘘つき」と責められても。

いつも自分が正しくて、嘘をつくことが絶対的に悪い、
と言って人を責める人こそ、真実から遠いところに
いるように私には思える。

「あなたは嘘つきだ」と相手を責める前に、
嘘をつかれる自分に問題がないか、自分のことを
見直してみる必要があると思う。

もちろん、嘘を言う人、隠し事ばかりする人に
問題があることもあるだろうが、たぶん、そんな人は、
いつの間にか、回りから相手にされなくなっていて、
その人のつく嘘が効力を失っていくと思う。

どちらにしても、人間はそれほど、
いつも正しくないと思うし、嘘をつくこともあると思う。
そして、嘘の中身もいろいろとあると思う。
嘘を正当化しているわけではないが、
そんな嘘とのつきあい方を、生きていく上で、
学んでいかねばならないのだなぁと思っている。

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