ことば探し
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■2007年05月26日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
(心理学者E・B・ハーロックの研究より)

小学生を集めて3つのグループ分けをし、
足し算のテストを何日かに分けて数回行った。

テストの期間中、
ひとつ目のグループはテストの結果に関係なくほめ続け、
ふたつ目のグループは結果に関係なく叱り続け、
みっつ目のグループはほめも叱りもしなかった。

数日後、初回のテストと最終回のテストを比較したところ、
ほめられたひとつ目のグループは成績がアップし、
叱られたふたつめ目のグループは、
最初はグンと伸びたものの、最後は尻つぼみ、
ほめも叱りもしなかったみっつ目のグループは、
ほとんど向上がなかったという結果になった。

このように、ほめられることで報酬系が刺激されると、
能力はアップする。

※脳の中に複雑に張りめぐらされた神経細胞のうち、
 快感ややる気を感じる領域が「報酬系」と呼ばれ、
 不快や苦痛を感じる領域が「罰系」と呼ばれている。

出典元 プラス思考だけじゃダメなんだ!
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 川村 則行

まゆの感想
この本では、この結果についてこう解釈している。

「漠然としたいい方になるが、報酬系が刺激されると、
 心身ともに平穏となり、リラックスしてくる。
 脳のなかにはこのとき、
 思考回路や記憶回路に障害を与える邪魔者はいない。
 つまり脳のなかの情報伝達がスムーズに行われるのだ。
 そのため脳のなかに新しい情報が入ってきても、
 すんなり消化されたり、記憶回路に届く体勢ができている。

 反対に、怒られるなどして、脳の中の罰系を刺激されると、
 「どうしてできないんだろう」「自分はダメなやつだ」
 などという思いが、思考回路の邪魔者となる。
 道は整っていても、そこを走る車が渋滞で運送能力が
 低下しているのと同じような状態だ。処理されるべき情報が、
 うまく処理されていないという事態になるのだ。」


ということで、どうやら、ほめられたり、快感を感じて、
「報酬系」を刺激されると、脳細胞も元気になり、
やる気もでて、そして成績もアップしていくらしいのだ。
だから、自分の報酬系を刺激することは大事なのだ。
(自分を自分でほめてやることでも刺激になる)

いつも、グチグチと言ったり、叱ってばかりや、
自己嫌悪は「罰系」を刺激して、ますます、不快や苦痛を
感じることになってしまうのだ。
脳の細胞も、元気をなくしていってしまうのだ。

どうせ、刺激をするなら、「報酬系」を刺激して、
元気溌剌、やる気もりもりになった方がいいと思う。
その方が、自分のまわりも幸せだ。

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