ことば探し
★私は、人に安心を与える人間です★

■2006年12月12日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

悟りとは、自分の花を咲かせることだ
どんなに小さな花でもいい
誰のものでもない
独自の花を咲かせることだ

他の人々からどう嘲笑われても、
認められなくても、
無駄骨になってもいい。


出典元 尼僧が語る「愛の法話」45編 幸せは急がないで
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 青山 俊董 (編集), 瀬戸内 寂聴 (編集)

まゆの感想
この本の中にこんな話が書いてあります。
略して書くとこんな内容です。


一羽のオウムがエサを探して奥山で道に迷ってしまいました。
迷っていると、この奥山の鳥や獣たちが出てきて、
「明日送ってあげるから、僕たちのねぐらにおいで」
と、言って、食べ物も、あたたかいねぐらも、
さらに、一緒にオウムを囲むように寝てくれて、
オウムはすっかり安心して眠れ、次の日に無事に家に帰ります。

ところが、ある日、この奥山が火事になったのです。
オウムはいてもたってもおられず、何度も谷川に行き、
水で体を濡らし、奥山の火にその体の水をかけました。
しかし、その水は、2~3滴しか落ちませんでした。

それを見て、仲間達はこう言いました。
「そんな水で火は消せない、骨折り損だ」
すると、オウムはこう言ったのです。

「私の持っていく水は僅かです。あの大火事は消えないかも
 しれません。でも、あの火の中に、私にこのうえもなく
 親切にし、助けてくれた友だちが、いま苦しんでいるかと
 思うと、私はやめることはできません。
 私は、水を運びます」
といって、せっせと水を運び続けました。
すると、奇跡が起こり、大粒の雨が降ってきて火事が消えるのです。
これは、「雑宝蔵経」の仏教説話だそうです。


今どきは、一生懸命にやる人がバカにされ、
役に立たないことはせず、うまく立ち回る人が、
生き上手で、利口で、成功者と思われがちですが…

私は、この世の中は、ムダもあり、骨折り損もあり、
役に立たないこともあり、遠回りもあるけれど、
しかし、それでもその中で、
一生懸命にやって生きるほうが、
自分の人生を生きてるという実感が持てると思っています。
人がなんと言っても、どう思われても。

自分のいっぱいの力を込めて、
コツコツやること、地道にやること、
一生懸命にやること、魂込めて打ち込むこと、
そんなことを大切にしたいと思っています。

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